人間関係を作ったり、良好な関係を維持し続けることは難しいもの。できるだけ面倒な人間関係は避けたいと思うものです。ですが、人間関係は自分で選ぶことができません。社会に出て生きている以上、好きな人とだけ付き合っていくわけにはいきませんよね。
人付き合いをする上で、何らかの失敗してしまうことだってもちろんありますが、出来るなら無用なトラブルは避けたいものです。そこで今回は、人間関係で失敗しないためのポイントを4つ紹介していきます。
苦手な人にも自分から挨拶をしよう
挨拶というのは、人間関係を築くための第一歩です。例えば、自分が「おはようございます」と言ったのに、相手が何も言わなかったら。もしくは、おざなりな挨拶だったら。気分がいいとは思えませんよね。
誰かから挨拶をされたとき、相手がだれであれ「おはようございます」としっかり応えるようにしましょう。自分から挨拶ができれば、相手も心を開いてくれやすくなります。
頻繁に顔を合わせたりする人には特に、挨拶をしっかりするようにしましょう。
親しき仲にも礼儀あり!きちんとした態度で接するようにしよう
人間関係で大切なことのもうひとつは、自分より年下の人であっても、自分より低い立場の人であっても、もしその逆でも、礼儀正しく接することです。
年下の上司に接する時、つい「年齢が下だからため口でいいか」「フランクな間柄でいいか」などと思ってしまいがち。お互いそれで良いと思っていたとしても、それを周囲が見ていたらどうでしょう。上から目線になってしまっている可能性もあります。
あくまでも、人間関係を築いていく相手に対しては礼儀正しく対応するようにしましょう。礼儀正しい相手に対して、嫌な印象を持つ人はいませんからね。
何事にも感謝の気持ちを持つようにしよう
人に何かを手伝ってもらった時、「すみません」より「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
素直な感謝を伝えることで、何かをしてくれた相手も「また次もやってあげよう」と思ってくれるようになります。逆に、お礼一つ言わないだけで「なんだこいつ」「次は手伝わないようにしよう」と思われてしまいます。
ころころ発言を変えない!一貫性のある行動を心掛ける
誰かから指示を出されたとき、「あれ? さっき言ったことと違うな?」と思うことがありますよね。それ、もしかしたら自分もやってしまっているかもしれません。それに加えて、周囲との人間関係を良好に保つことを考えると、ころころと発言を変える人はあまり他人に好かれない傾向がありますし、人によって態度を変えるひとというのは、明らかにマイナスイメージです。
自分の行動に一貫性を持たせることは、「好き嫌い」などの感情に振り回されないということになり、結果的に周囲の信頼を得ることに繋がります。
まとめ
人間関係で失敗しないためのポイント4つをお伝えしましたが、いかがでしたか。生きているうちに、会社にいるうちに、どうしても生理的に合わない相手というのはいるはずです。ですが、苦手だからと避けていると、結果的に自分に悪影響が降りかかるのです。無理に仲良くならなくてもいいので、あくまでも適度な人間関係を築いてみてください。