パワハラは対策できる!パワハラ上司の特徴やうまく付き合う方法

パワハラは対策できる!パワハラ上司の特徴やうまく付き合う方法

上司の言動に「パワハラかも?」と思っても、どうしていいのか分からず悩んでいませんか?パワハラの定義やパワハラ上司の特徴、パワハラをする理由、うまく付き合う方法を知ってパワハラ対策をして、現状を変えましょう。

この記事の目次

  1. 職場でのパワハラとは?
    職場での優位性を利用している
    業務の適正な範囲を超えている
    精神的・身体的苦痛を与える
  2. コレをする上司は、パワハラ上司!
    身体的攻撃
    精神的攻撃
    人間関係からの切り離し
    過大な要求
    過小な要求
    個の侵害
  3. パワハラをする上司の心理
    自分に自信がなく弱い
    パワハラ行為の正当化
  4. パワハラ上司との上手な付き合い方
    パワハラな言動は受け流す
    パワハラ上司の機嫌をチェックする
    パワハラ上司に接する時間を短くする
  5. 労働基準監督署に通報も選択肢の1つ
    労働基準監督署に通報できること
    労働基準監督署への通報の仕方
  6. パワハラ上司の末路は悲惨?
    出世できず、惨めな思いをする
    リストラで容赦なくクビを切られる
  7. まとめ

職場でのパワハラとは?

職場でのパワハラとは?

2019年にパワハラ防止を義務付ける法律「改正労働施策総合推進法(パワハラ防止法)」が可決されました。大企業では2020年6月、中小企業では2022年4月から義務化されます。パワハラ防止法により、パワハラの定義や境界線がより明確になるとされています。

現在の厚生労働省による「パワハラの定義」は以下の通りです。

職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。❞

(参考元:厚生労働省 明るい職場応援団

パワハラの判断基準に迷ったら、「職場での優位性」「業務の適正な範囲」「精神的・身体的苦痛」に着目しましょう。

職場での優位性を利用している

パワハラは、職場での優位性を利用した嫌がらせやいじめです。上司から部下へのパワハラが一般的ですが、同僚や部下からのパワハラもあります。

地位に限らず、相手よりも専門知識や経験が豊富という優位性を利用した嫌がらせもパワハラに含まれるためです。

業務の適正な範囲を超えている

上司の指導や指示に不満を感じたことがある人は少なくないでしょう。しかし、業務の適正な範囲内で必要な指導や指示である場合は、パワハラに該当しません。

パワハラに該当するのは、あくまでも業務の適正な範囲を超えている場合です。例えば、転職したばかりで仕事のやり方も分からないのに、他の人の仕事まで押しつけられたり、仕事とは関係のない個人的な用事を強要されたりするのがパワハラです。

精神的・身体的苦痛を与える

相手の人格や尊厳を否定するような暴言や脅迫は、精神的苦痛を与えるため、パワハラと判断される可能性が高いです。

また、叩く・殴る・蹴る・突き飛ばすなど、身体的な攻撃もパワハラになります。

コレをする上司は、パワハラ上司!

コレをする上司は、パワハラ上司!

パワハラは、主に6種類に分かれます。

  1. 身体的攻撃
  2. 精神的攻撃
  3. 人間関係からの切り離し
  4. 過大な要求
  5. 過小な要求
  6. 個の侵害

それぞれの特徴について詳しく解説します。上司の言動がいずれかに当てはまる場合は、パワハラ上司である可能性が高いです。

身体的攻撃

叩く・殴る・蹴る・着き飛ばすといった身体的攻撃をするのはパワハラです。直接ではなくても、書類やパンフレットで頭を叩く行為も身体的攻撃に含まれます。

また、机を叩いたり、椅子を蹴ったりすることは、直接的な身体的攻撃ではありませんが、パワハラに該当する可能性が高いです。

いずれの場合も、感情的になり突発的な行為だとしてもパワハラになります。

精神的攻撃

「役立たず!」「のろま!」「早く辞めろ!」など、叱責・罵倒するのはパワハラです。また、「こんな簡単なこともできないの?」と嘲笑したり、馬鹿にしたりする行為も精神的攻撃とみなされます。

仕事のささいなミスを長時間にわたり執拗に責めたり、「逆らうと、クビにするぞ!」と脅迫したりするのもパワハラです。

人間関係からの切り離し

業務に必要な会議や歓迎会、忘年会など会社のイベントに呼ばれないのはパワハラです。質問しても答えないなど、明らかに無視をするのもパワハラに該当します。

また、一人だけ離れた場所や別室に席を移動させられるのも、人間関係からの切り離しとみなされます。

過大な要求

誰がやっても終わらない量の仕事や他人の仕事を無理やり押し付けられるのはパワハラです。

不必要に残業や休日出勤をさせられるのも過大な要求に該当します。ただし、労働基準法や就業規則に基づいた、業務範囲内の残業や休日出勤はパワハラになりません。

過小な要求

営業職で雇われたのに、庶務的業務だけをやらされる、自分だけトイレ掃除をさせられるなど、正当な理由なく能力や経験とかけ離れた仕事を与えられるのはパワハラです。

また、全く仕事を与えないのもパワハラに該当します。

個の侵害

勤務外の時間帯に不必要な電話やメールの返信を要求するのはパワハラです。休みの日の飲み会やゴルフなどの参加を強要する行為も個の侵害に該当します。

また、交際相手や家庭のことなどプライベートなことを必要以上に根掘り葉掘り聞くのもパワハラです。

パワハラをする上司の心理

パワハラをする上司の心理

「どうしてパワハラされるのだろう?」と心当たりが全くなく、悩んでいる人も多いのではないでしょうか?パワハラ上司の隠された心理を理解すれば対策ができ、状況を変えられる場合もあります。

上司がパワハラをする主な理由を解説します。

自分に自信がなく弱い

上司がパワハラをする大きな理由は、「自分に自信がなく弱い」ためです。部下を叱咤・罵倒する姿からは想像できないかもしれません。しかし、「弱い犬ほどよく吠える」といわれる通り、周りに自分の自信のなさや弱さを知られたくないために、強がっているのです。

自信がないがゆえに、「部下になめられたくない」「自分を認めてほしい」という防衛本能がパワハラを引き起こしていることもあります。

また、自分の地位を保持するために、パワハラをする上司もいます。自分よりも明らかに能力があり優秀な部下に対して、パワハラをする上司は珍しくありません。これは、嫉妬心だけでなく、「地位を奪われるのでは?」という不安に駆られてのことなのです。

パワハラ行為の正当化

指導や教育という口実でパワハラが正当化され、代々受け継がれていることも大きな理由です。

パワハラ上司の多くは、自分自身も上司にパワハラを受けてきた人が多いです。「パワハラを乗り越えたからこそ、今の自分に成長できた」と、時代にそぐわない自分の経験を押し通しているのです。

また、部下への指導力の欠如がパワハラにつながっていることも考えられます。自分自身がパワハラ上司に指導されてきたため、パワハラ以外の指導方法が分からない上司が多いのです。

パワハラ上司との上手な付き合い方

パワハラ上司との上手な付き合い方

「パワハラはなんとかしたいけれど、仕事は好きなので辞めたくない」という人に向けて、パワハラ上司との上手な付き合い方を紹介します。パワハラ上司が変わることは考えづらいため、あなた自身が変わる必要があることを理解しましょう。

パワハラな言動は受け流す

パワハラ上司は、ささいなことで感情的に叱咤・罵倒してきます。ネチネチと皮肉や嫌みを言ってくる人もいるでしょう。言い返したい人もいると思いますが、反論するとさらにパワハラを受ける可能性が高いです。

自分の精神安定や職場での立場を悪化させないためにも、パワハラ上司の言動にいちいち反応しないことが大切です。「また言ってる」くらいに割り切って考え、サラッと受け流しましょう。

何を言われても気にしないあなたに、「イジメがいがない」「つまらない」と感じ、パワハラのターゲットから外れることも考えられます。

パワハラ上司の機嫌をチェックする

パワハラ上司は常に機嫌が悪く、パワハラをしてくるわけではありません。よく観察してみると、機嫌の良いときと悪いときが分かるようになります。人によっては、ランチ休憩後やタバコの一服後など、機嫌が良くなるタイミングにパターンがある人もいます。

上司の機嫌が良いときを見計らって、報告をしたり企画書を出したりすると、パワハラ被害に遭う確率が下がります。

また、上司がキレる寸前を察知できれば、サッと先を外せ、パワハラ被害を防げます。

パワハラ上司に接する時間を短くする

思わぬ地雷を踏んでしまわないためにも、パワハラ上司と接する時間をなるべく短くしましょう。上司と接する時間が短い分、パワハラに遭う確率も下がります。

報告や連絡は、緊急でない限り、1日の終わりにまとめてするとパワハラ上司と接する時間を短縮できます。また、報告する内容を事前にしっかり考え、シンプルに短くまとめるように心がけるのも有効です。

労働基準監督署に通報も選択肢の1つ

労働基準監督署に通報も選択肢の1つ

社内の人事やコンプライアンス部門に相談しても全く改善されない場合は、労働基準監督署への通報も考慮してみましょう。

労働基準監督署に通報できること

労働基準監督署は、労働基準法の違反がある場合に対処をしてくれる機関です。したがって、パワハラを労働基準監督署に通報すべきかどうかの判断は「労働基準法に違反しているか」がポイントになります。

もし、パワハラが労働基準法に触れていない場合は、相談には乗ってくれるものの動いてくれる可能性は低いでしょう。

労働基準監督署に通報できるパワハラは、労働基準法を超える長時間残業を強いられている、実際の労働条件が雇用契約と明らかに異なるといったケースです。

労働基準監督署への通報の仕方

労働基準監督署への通報は、訪問・メール・電話の3通りです。通報後すぐに動いてくれる可能性が高いのが、相談員と直接話せる「訪問」です。労働基準法違反を示す明確な証拠があれば、すぐに調査を開始してくれる場合もあります。

労働基準監督署に出向く際は、パワハラが起きた日時・場所・誰に何をされたのかなど、事実を明確に伝えられるように、事前に準備をしましょう。

なお、労働基準監督署は、全国に300署以上設置されているため、気軽に最寄りの労働基準監督署で相談が可能です。

全国労働基準監督署の所在案内

パワハラ上司の末路は悲惨?

パワハラ上司の末路は悲惨?

上司にパワハラを受けている人の中には、「何とかしてパワハラ上司を撃退したい!」と思っている人も少なくないでしょう。しかし、あなたが何もしなくても、パワハラ上司には悲惨な未来が待っています。気分が晴れるパワハラ上司の末路を紹介します。

出世できず、惨めな思いをする

パワハラ上司は、自分より上の立場の役員や取引先にはいい顔をし、部下には威圧的な態度を取る人が多いです。しかし、パワハラ上司の評判は、自然と役員達の耳にも入ります。

パワハラ上司は指導力や人望がないため、出世してもせいぜい会社の主要部門でない部署の係長程度です。同期がどんどん出世して行く中で、1人置いてきぼりをくらい、惨めな思いをするのです。

リストラで容赦なくクビを切られる

パワハラ上司の悪い評判が会社の人事や役員の耳に入れば、信用や人望を失います。「あの人には重要な仕事は任せられない」「優秀な部下を任せられない」と、大切なポジションからどんどん外されていきます。

最終的には、会社のお荷物として窓際族になり、リストラで真っ先に首を切られることになります。

まとめ

パワハラの判断基準に迷っている人や、パワハラ上司とうまく付き合う方法を模索している人に向けて、パワハラの定義や特徴、対策をお伝えしてきました。「パワハラは辛いけれど、転職したくない」という人は、上司の特徴を知り、うまく付き合うことでパワハラ被害を最小限に抑えましょう。

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RUN-WAY編集部

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