仕事に不満を持ったら必見!休職・退職どちらを選べばいい?




現代の日本では休職する人が多いと言われています。
休職には至ってなくても、現在の仕事に不満があり休職や退職を視野に入れている人も少なくはないでしょう。

この記事では、現在の仕事に不満を持っている方向けに、休職や退職について、またどちらを選択すればいいのか迷っている人向けに、ケース別で休職・退職どちらを選ぶべきかについてご紹介いたします。

そもそも休職・退職とは

まずは、休職と退職についてよく知ることが大切です。
そもそも休職・退職とはどのようなことを言うのか詳しくご紹介いたします。

休職

休職とは、「自己都合で長期的に会社を休むこと」を指します。
ここで言う自己都合とは、病気や怪我、留学などのことを指します。

休職の条件や期間については特に法律で定められていないため、会社ごとに異なります。

就業規則などに定められていることがほとんどですので、確認してみるのがよいでしょう。

実際に休職をすると決めた場合は、上司との話し合いを行い、お互いの話に食い違いがないようにしましょう。

退職

退職とは、法的に言えば「雇用契約の終了」の一つです。
雇用契約の終了には退職以外にもう一つ「解雇」があります。

雇用契約の終了のうち、解雇に当てはまらないものを退職と呼びます。

退職には、以下のような種類があります。

  • 自己都合退職
  • 定年退職
  • 労働者の死亡

仕事の不満は大きく3つに分けられる

休職や退職を考えている方は、仕事に何かしらの不満を抱えている場合がほとんどかと思います。

具体的に、仕事上起きる不満は大きく3つに分けられます。

  • 人間関係に対する不満
  • 賃金や労働条件に対する不満
  • 職種に合っていないなどの不満

順に詳しくご紹介します。
ご自身の気持ちを整理するために、自分がどれに当てはまっているのか明確にしておきましょう。

人間関係に対する不満

1つ目は人間関係に対する不満です。
仕事をする中で、最も遭遇しやすい悩みではないでしょうか。

単純に上司と波長が合わない程度で済むのであればいいのですが、以下のようなケースの場合はハラスメントに当たる可能性もあります。

  • 他の社員の前で聞こえるように叱られる
  • 自分の経験に見合わない仕事を任される
  • プライベートについて根掘り葉掘り聞いてくる

ただし、過剰に反応してしまっているケースもあるので、自分と同じような思いをしている人が社内にいないかどうか確認したり、社内でなくてもネットで同じ思いをしている人がいないか検索してみたりすると良いかもしれません。

客観的にみて確実にパワハラやセクハラを受けていると判断した場合は、その後の勤務継続について見直してみましょう。

賃金や労働条件に対する不満

2つ目は、賃金や労働条件に対する不満です。

労働に対して賃金が低かったり、労働条件が悪いといった悩みを抱える人も近年増えています。

すぐに解決できなさそうであれば勤務継続についての見直しが必要かもしれません。

職種に合っていないなどの不満

最後は、ご自身がその職種に合っていない・向いていないといった不満です。

今の職業に自分が合っていないと感じることが多いと、どうしても仕事そのものがストレスになってしまいます。

ただし、これは明確な判断が難しく、最終的には自分の気持ち次第なところが大きいです。

異業種に就職できても、そこが自分に適しているかはまだわかりませんので、慎重な判断が必要です。

それでもどうしてもストレスがなくならないのであれば、転職を検討しましょう。

休職・退職どちらを選ぶべき?

ここまで休職・退職についてやよくある仕事の不満についてご紹介いたしましたが、具体的には休職・退職どちらを選ぶべきなのでしょうか?

結論から申し上げると、あなたが今持っている仕事の不満によってどちらを選ぶべきかが変わってきます。

ここからは、休職を選んだほうが良いケースと、退職を選んだほうが良いケースに分けてご紹介いたしますね。

休職を選んだ方が良いケース

休職を選んだほうが良い例として、以下のようなものがあります。

  • 精神的に不安定になり、医師の診断を受けた場合
  • 体調不良が続きすぎている場合

医師の診断書などが用意できれば、多くの会社では休職を認めてくれます。
体調を崩してしまったり精神的に参ってしまった場合は、休職という形を選ぶ方がよいかもしれません。

退職を選んだ方が良いケース

反対に、退職を選んだほうが良い例としては、以下のようなものがあります。

  • 会社の賃金や労働条件に対する不満がある場合
  • 職種自体を変更しないと問題が解決しない場合

基本的には、休職しても問題が解決しないようなケースの場合は退職を選んだほうが良さそうです。

ただし、退職しても問題が解決せず、転職を繰り返すような場合もあります。
自分のことを一度冷静に見つめ直し、慎重に判断するようにしましょう。

休職中に退職するケースも視野に入れよう

休職と退職を分けてご紹介しましたが、一度休職してから休職期間内に退職を行うケースもあります。

休職中に退職を検討する場合は、休職期間内に転職活動を開始することが可能です。
休職中の時間を無駄にしなくて良いのがメリットではありますが、かえって忙しくなってしまい十分に休まらないケースもあります。

ご自身の体調などとも相談しながら、こういった方法についても検討しましょう。




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RUN-WAY編集部

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