転職活動をしていて誰しもが思う事ですが“ブラック企業だったらどうしよう…”という所です。実際に働いてみないと会社の雰囲気は分からないと思いますが、出来れば効率よくブラック企業は避けて行きたいもの。今回は求人での要注意の文章や、面接時にちょっと注意したい所をご紹介します!
1,アットホームな職場という文章には要注意!
雰囲気の良さをアピールするためによく用いられる文章なのですが、気さくに話し合える会社ということは人間関係で揉める事も多々ありますし、他のアピールポイントが無いからこそ記載したのかな?とちょっと警戒した方が良いかもしれません。
すでに入社している人たちにとってはアットホームでも、新人として入る人にとっては輪が出来てしまっていてなかなか入れないとアットホームでも何でも無いのです。
あとは、アットホームだからこその線引きが曖昧で無理難題を押し付けられてしまう。ということもあるようですので、単純にコミュニケーションに自信があるからその文章は気にしない!という方も一応注意するように心がけてくださいね☆
ただ、現在ではアットホームと記載する求人=ブラックというのは割と認知されてきていますので、アットホームは避けつつも近しい文章でアピールする企業さんにも注意しましょう◎
2,無資格未経験から高給与!はまず疑おう!
ノンキャリでなおかつ目立った資格が無いとどうしてもこの文章は魅力的に感じてしまいますが、職種に関わらずにノルマがあったり、残業代やボーナスという存在がなかったり、高給与を出すには必ず求人の文章だけでは計り知れないような裏があると思って間違いありません。
よく給与例などを出していますが、まず達成出来ないノルマを達成したらインセンティブも含んでこの金額がもらえるんですよ。達成すればね…。なんて表記だったりしますので過度にあてにし過ぎないようにして下さい。
また、初心者なのに最初は高い給与を支払い、高い給与を払っているんだから無理をしてでも働いてくれという理不尽な環境もありますので注意が必要です。
3,平均年齢が若くて“健康でやる気のある方”の記載は危ない!
平均年齢が若い企業も要注意です。昨今ではベンチャー企業の活躍があったりと、一概に平均年齢が若い=ブラックとは言えませんが、“設立して結構経つのに平均年齢が若い会社が危ない”ということです。その場合人の入れ替わりが非常に早い事が多く、入れ替わりが早いということは離職率が高いので、ブラック企業だといえます。
あとはあまりにストレートで表現としては少なくなっていますが、“健康な方”と露骨に体力を求めてくる内容の記載がある場合、残業時間が多いことがあります。
もう一つの“やる気”ですが、これは間口を広げて沢山採用して1人でも残ればいいやという思考があります。更にその場合はちょっとでもいいなと思っている人が居たら、異様な速さで採用し、スピード感を見せて入社をさせて何もわからないまま必死に仕事をさせるという場合もあります。仕事をする上で、なぜ必要以上にやる気を求めるのかな?と疑問に思ったほうが良いかもしれません。
企業の求人は、より応募が来るようにどうしても甘美な言葉を羅列しがちです。
もちろん良い企業も求人にはありますが、上記を参考にして少しでも自分に合ってなおかつ理不尽な無理強いや、残業時間が多いなどの環境の企業に転職しないよう自分なりにアンテナを張って注意しなければなりません。
また、面接等で少しでも違和感を感じたら質疑応答の際にドンドン聞いてOK!
目の前の採用に目が眩んで判断を誤っては意味がありませんので、いつも冷静に判断して「転職してよかった!」と思える転職活動を行いましょう!