留学、と聞くと、学生のものだというイメージがありませんか? 実は、駅前留学なんて言葉が英会話教室にあるように、社会人にも「留学」の機会や、留学をする理由があるのです。
留学をする大きな理由は、キャリアアップやキャリアチェンジにつながるということ。ですが、「なんとなく」ではせっかく留学をしてもキャリアに役立つことはありません。
実際に、具体的なキャリアチェンジにつながる留学にするために、知っておくべきことを紹介します。
キャリアチェンジ留学にはどんな人が行っているの?
参加しているのはこんな人!
留学に挑戦しているのは、社会人になってからであってもスキルアップを目指したい人、現在働いている業種と違う分野、英語の必要な分野への転向の足がかりとしたい人、いずれ海外で就職したい人など、本当にさまざまです。そのどれもに共通しているのが、自らのスキルアップを海外でしたいと思っているという、並外れた向上心があるということです。
留学を通してなにを得ることができるの?
まずは、外資系企業や英語を必要としている企業にとっては即戦力となりえるスキル・専門知識を得ることができるというのが最も大きな利点でしょう。それに加え、インターンシップやワーキングホリデーでは海外でも通用するビジネススキルを習得することができるほか、実際にビジネス現場で通用する語学の力を得ることもできます。
海外でのリアルな実務経験は、将来への明確なビジョンを見つけることにも一役買ってくれるでしょう。
このように、留学にはキャリアチェンジのきっかけとなるピースがたくさんあるのです!
留学にはどんな準備が必要?
かかるお金はどれくらい?
留学の期間によって異なりますが、1カ月の語学留学であれば40万円前後、一年くらいになると100万円を超える場合もあります。外資系の企業であれば、留学サポート制度がある場合、資金面でも援助してくれることもあります。また、インターンシップやワーキングホリデー制度などで、海外で働きながらお金を稼ぐ手段を利用するのも一つの手です。
キャリアチェンジのためにはどのくらいの期間留学するといい?
英語力のスキルアップを狙っている人、キャリアチェンジで海外で就職することにつなげたいと考えている人、そしてもちろんその後の国内でのキャリアチェンジを目指す人には、1年から1年半程度のプログラムが人気が高いようです。留学を経てキャリアチェンジをしたい人は、長期的な目で見て、計画を立てるべきでしょう。
英語力はどのくらいあれば行けるの?
プログラムによって変動もありますが、英語力の目安はとしては、TOEFL 500~525点以上 、TOEIC 600~780点以上 、英検 2級~準1級以上あたりが大まかな目安のよう。やはりどうしても、語学力が低いとインターンシップやワーキングホリデーのような、実際に海外ですぐに働く留学はなかなか望めなさそうです。
ですが、語学留学の場合は、お金はかかりますが、スコアが低くてもOKの場合も多いので、さまざまな プログラムをリサーチしてみて、自分に合った留学を選んでみてください。
まとめ
このように、留学はキャリアチェンジのためにとても有益です。特に海外でのインターンシップは、単なるアルバイトとは異なり、仕事の専門知識やスキルを得ることが目的。培った経験や学んだ知識を基にしたその後の本人の努力次第で、やりたい業務について深く理解できるようになり、キャリアチェンジを狙うことが可能になるのです。
英語を使う仕事に転職したいと思っていたり、グローバルな会社にキャリアチェンジしたいと思っているのであれば、ぜひ留学にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。