職務経歴書は、これまでどんな会社で、どのような仕事に就き、どのような能力を発揮してきたか、実務能力を企業にアピールする最初の手段です。今までの経験を単に並べるのではなく、求人企業の募集内容によって、知りたいこと、求めていることを読み取り、勝てる職務経歴書を書いていきましょう!
基本的な職務経歴書のスタイルとは?
用紙と書式スタイル
用紙はA4縦の白無地の横書きとし、枚数は基本的に1~2枚、多くても3枚まで。あまり長いと忙しい人事担当者は読んでくれません。
書式スタイルは基本的には明朝体、あまり小さいと見にくいですが、大きすぎもよくありませんので、文字サイズは11から12ポイントが適切です。実際に自分で印刷してみて、おかしなところで改行がないかなどもチェックしましょう。
詰め過ぎないのがレイアウトのコツ
上にも書きましたが、本文のフォントのスタイルとサイズはすべて統一することは絶対必須。行間は詰めすぎず、適度な見やすさで。
標題や見出しは、フォントサイズを大きくしたり太字にするなどして強調すると、本文とのメリハリをつけると読みやすさがUPします。
周囲の余白をしっかりと残すことも見やすさUPのコツです!
職務経歴書、書き方のポイント!
文章は短く、体言止め!
これは履歴書の職歴と同じ書き方です。例えば「○○に配属」「○○の作成」「○○に従事」など体言止めにするとすっきりし、分かりやすくなります。
1つの文章はだらだらと長く書かずに短くすると読みやすくなり、担当者にストレスを与えないので、しっかり読んで貰える可能性が上がります!
年号は統一、正式名称を必ず使う
年号は和暦・西暦が混在してしまうと絶対にNG。よくあるミスは、職歴が西暦なのに、資格取得年月日が和暦になっているというもの。
職務経歴書の中での統一はもちろん、履歴書、送付状、封筒など、他の応募書類とも和歴・西暦を揃えましょう。
また、会社名や資格などの各名称は正式名称で記載します。前株後株も必ず正確に!
実際にどんな内容を書けばいい?経歴の書き方!
内容は具体的に!
職務経歴書では、とにかく自分のキャリアや実績を具体的に示すことが重要。
例えば、実績を数値データで示すことや、資格、賞などの「売り」となる点を盛り込むことで、担当者へのアピールになります。簡潔に箇条書きにしたり、一度紙に書き出してみて、まとめてからPCで打ち出してもいいでしょう。
書く際のチェックポイント
- 勤務先
事業内容/従業員数/年商/本社所在地/設立はかならず正確に
- キャリアにおける移行、転換点
入社/退社/異動/昇格/配属 嘘偽りなく!
- 所属・役職
- 職務内容・仕事内容
何をしたかを軸にまとめる。簡潔に!
- 実績
- 特殊な経験をしたらそれも加える
例
新規事業や営業所、店舗などの立ち上げ
大きな業務改善の実行
大きなイベントの開催
まとめ
どの書き方であっても、応募企業にアピールしたい項目は詳しく、そうでない項目は簡略して記載するように心がけましょう。書き終わったら何度も確認をして、正確なものを担当者へ見せることがまずは面接成功への第一歩!