「負けず嫌い」という性格は、短所ばかりだと思っていませんか? ですが、実は、負けず嫌いは長所にもなるのです! 今回は、「負けず嫌いの性格における短所は長所にもなる」ということについて見ていきます。
面接でアピールする時にも活用できますし、自分の性格を見直すこともできますので、負けず嫌いで悩んでいる人はぜひ読んでみてください。
短所「勝負事に負けることが許せない」を長所とみる
負けず嫌いさんは、何かの仕事や、物事を勝負事としてとらえる傾向にあります。そして、それに「負けて」しまうことを極端に嫌がります。短所としてとらえられがちなのは、何でも競おうとし、負けた時には劣等感でいっぱいになってしまい、余計なことを言ってしまいがちだからです。
負けず嫌いな人にいわゆる「努力肌」の人が多いのは、負けを嫌がるからこそ。天才肌の人のように、たくさんの努力をしなくてもこなせてしまうわけではなく、サボり癖のある人のように、そもそも頑張らないから負けても気にならないというわけでもありません。
努力して、頑張っているからこそ負けた時に「悔しい」という気持ちが生まれるのです。
これを長所としてとらえた時、「いつでも向上心を持って物事に取り組んでいける」になります。失敗から学び、また勝とうとするその上を目指す姿勢は、きっと仕事においても強い力を発揮できるはずです。
短所「頑固で周りが見えない」を長所とみる
負けず嫌いさんは、とにかく頑固な人が多いのも特徴です。自分の意見を曲げず、周囲と一線を画してしまうこともしばしば。それゆえに、周りが見えない人だと言われてしまいがちです。
この「頑固」のもう一つの側面は、「自分や周囲に対する厳しさ」です。努力しなくては負けてしまう、最後の結果をよりよくするためにもっと頑張らなくてはと思っているからこそ、自分の道をしっかり見据えて、厳しく己を律しています。それを他人にまで強要してしまったり、柔軟に意見を受け入れることが出来ないから嫌われてしまうのです。
これを長所としてとらえることもできます。芯を通して、ぶれない軸を持っていることは十分に長所となります。結果を見据えて自分をコントロールできるのも、もちろん長所。あなたが努力をしていることは、周囲から見ても明らかなはずです。
だからこそ、ほんの少しの柔軟性を身につけ、周りから提案された意見に耳を傾けられるようになれば、新しい「ゴール」を見つけることもできますし、より周囲の信頼を勝ち得ることが出来るでしょう。
まとめ 負けず嫌いを活かして成長しよう!
いかがでしたか? 負けず嫌いであるというだけで、「短所だ」と決めつけてしまうのは早計だというのを分かっていただけたかと思います。
大切なのは「負けたくない」相手を、他人にしないこと。自分を相手取って「負けたくない!」を発揮できれば、負けず嫌いに隠された「長所」をしっかり活かすことができるはず。
そして、それが成し遂げられたとき、あなたはきっと大きく成長していること間違いなしです!