履歴書で職歴の書き方を教えて!迷いやすいケースは?

履歴書で職歴の書き方を教えて!迷いやすいケースは?




派遣契約についての書き方は?

派遣社員として働いていて契約終了で退職したという場合には、どのような書き方をすればいいのか解説していきます。派遣社員として働いていると半年や1年といった短期間での派遣というのも珍しくありません。そのような短期間で履歴書に記載するのは不利なのではと不安に思う人も多いでしょうが、正社員と違って派遣社員は元々期間を定めている契約ですので、1年や2年といった短期間の退職であっても特別問題視されることはないでしょう。ですから、「契約満了のため退職」というように簡単な理由を記載しておけばOKです。派遣社員からの転職の場合には、退職理由などではなく自分の経験や能力をしっかりアピールすることが求められます。派遣先でどのような経験をしてどのような強みがあるのか、それらを応募先の企業でどのように活かしたいと思っているのか、といったアピールポイントに重点を置くようにしましょう。

職種ごとの書き方

職種ごとに、入社などの書き方は違ってきます。一般的な会社員で企業に勤めている場合には、「株式会社○○入社」と書くことになりますので特に問題はないでしょう。病院などに勤めるという場合には、社員ではなく職員という扱いになりますので「○○病院入職」と書くのが一般的になります。病院以外にも、銀行やテレビ局、省庁などによって変わってきます。銀行の場合には、行員という扱いですので「○○銀行入行」、テレビ局の場合には局員になりますから「○○テレビ局入局」、省庁の場合には「入庁」といった具合になるのです。このように、自分が勤めている職種によって書き方は違ってきますので、一般的な会社員ではないという場合にはどのように書くべきなのか調べてから記載すると安心です。

昇進したことも職歴に書くの?

転職に有利になるように、課長や部長などに昇進したことをアピールしたいと考えている方も多いでしょうが、職歴欄はあくまで職業の移動を記載するものです。昇進や昇格といった会社内で立場が上がるということは職業の移動ではありません。ですので、昇進などは職歴には該当しませんから、職歴欄に書くのは正しくありません。職歴に書いてしまうと、なぜ昇進などを職歴に書いたのかと思われて、逆効果になることもあり得ますので、職歴に昇進などを記載するのは止めておきましょう。自分の役職をアピールしたいという場合には、職務経歴書にまとめて書くようにするのが一般的です。やはり、自分が役職について頑張っていたということはアピールしておきたいポイントになりますし、管理職についていたということは転職において有利に働きますから、職務内容と合わせてその役職でどのような仕事をしたのか、実績を上げたのかということを職務経歴書に記載しておくといいでしょう。

社名変更した場合の書き方

企業に勤めている時に合併があったり業務変更やグループ会社の変更などで、入社当時と今の社名が変わっている、退職した企業の社名が変わっていた、というようなケースもけっして珍しくはありません。そのような時に、以前の社名も一緒に書くのか、それとも現在の社名だけを書けばいいのかと悩んでしまうこともあるでしょう。まず、入社当時の社名と現在の社名、どちらも一緒に書くのが一般的です。正しい書き方としては、入社当時、または退職した当時の社名を先に書いてその後ろに括弧をつけて現在の社名を書くというものです。たとえば、「○○株式会社」から「※※株式会社」に社名が変更になったという場合には、「○○株式会社(現・※※株式会社)」というように記載することになります。




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RUN-WAY編集部

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