履歴書で職歴の書き方を教えて!迷いやすいケースは?

履歴書で職歴の書き方を教えて!迷いやすいケースは?




出向や転籍で不利にならないように注意!

出向や転籍などによって経験社数が多く見えて採用に不利になるのではと不安に思っている人も多いでしょうが、出向や転籍は決してネガティブなものではありませんので安心してください。きちんとポイントを押さえた書き方をすることができれば、転職において出向や転籍などが不利に働くということはありません。まず、採用担当者に誤解を与えるような書き方を避けることが大切なことになります。ここで重要なのは「出向」や「転籍」としっかりと明記することです。なぜかというと、出向であるにもかかわらず「入社」と書いてしまったり出向先や転籍先の企業名だけを書いてしまうと、採用担当者からは転職したのかなと思われたり、経験社数が増えているというような誤解をされてしまう懸念があるからなのです。こうなると、マイナス印象を与えてしまう危険性がありますから、出向なら出向ときちんと記載するようにしてください。また、「○○会社に異動」や「○○会社に派遣」という書き方は分かりにくいですし、後者の場合は派遣社員として働いていたのかなと間違えられる可能性もありますからこのような書き方も避けてください。

短い職歴が多い場合の書き方

職歴が短いものが多くて転職回数が多いと採用に不利になるのではと不安な方も多いでしょう。そのような場合には、共通する職務内容をまとめて職務経歴書に記載するなどの工夫が必要になります。時系列ごとにまとめるのではなく、同じような職務内容の最初にまとめると効果的です。特に、応募先の企業が興味を示すような職務内容、応募先と同じような職務内容のものをトップに持ってくると転職回数の多さや職歴が短いということよりも、経験した職務内容に目がいくようになります。また、履歴書に書く職歴は短いものは省くなどするといいでしょう。空白期間について聞かれることも想定されますので、あらかじめ「短い職歴は省いています」というように断っておくというのもひとつの方法です。

職歴があったことを記入せずに内定したら?

隠したい職歴があって記載しなかった、短い職歴だと不利になると思って書かなかったというような人も少なくありません。このように、職歴があるにもかかわらず記載せずに内定をもらったという場合、なにか問題になることはあるのでしょうか。職歴を隠すとなると空白期間があることになりますが、この空白期間について面接などで何も聞かれなかったという場合には特に問題はありません。しかし、面接などで空白期間を聞かれて嘘をついてしまった、という場合だと問題になるケースもあります。このような場合には、経歴を詐称したとみなされて最悪の場合は解雇されてしまうということも考えられるのです。ですから、履歴書には書かなかったが面接で空白期間について確認されたという時には、短い期間だったので記載しませんでしたというように、伝えるようにしましょう。基本的には、空白期間について聞かれることが一般的ですので、職歴を省いて書いたり隠したい職歴だから書かないということはせずに、すべての職歴を正直に書くことが重要になります。

転職回数が多い場合の書き方は?

転職回数が多い場合、転職には不利に働くのではないかという不安を持っている方も多くいます。やはり、転職回数が多いとなるときちんと定着するのか、採用したとしてもまたすぐに新しい仕事をしたくなるのではないか、長く働いてくれるのかという懸念や不安を採用担当者に持たれる可能性があるのです。そのような不安感を払しょくして採用してもらうためには、自分の強みをしっかりとまとめておく必要があるでしょう。今まで経験してきた職務内容の中で、応募先の職務内容に活かせるようなものがないのか、多くの職種や企業を経験してきて培ってきたことをどのように応募先企業で活かせるのか、といったことを具体的に説明できるように準備をしておくことが求められます。また、期間が短い職歴がある場合、それもきちんと職歴として記載するようにした方がいいでしょう。職歴を省いて書くと、空白期間について面接で質問される可能性が高いです。そこで嘘をついてしまうと、経歴詐称したということになってしまいますから、短い期間の職歴であってもきちんと記載しておいて、空白期間をなくしておくということが大切です。




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RUN-WAY編集部

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