悩み抜いた末に掴んだ一生の仕事【人材育成・コーチング講師/郡山茜さん】

郡山茜

2016年、法人向け研修やコーチング事業を行う「コーチングオフィス Step Design」を立ち上げた郡山茜さん。

所属していた会社を退職し、その後自営という道を選んだ郡山さんですが、組織に対する熱い想いがありました。

なぜ個人事業という道を選んだのか、その経緯を伺いました。

ポイントは…

  • 0から1を作る大変さ
  • 人にたくさん聞こう
  • ずっと自分を信じて

悶々としていた営業事務時代

2004年大学卒業後、大阪の医療機器販売会社に就職しました。担当は営業事務で、仕事のマニュアルを作ったり、仕事の流れを作ったり、後輩に教えることは楽しかったのですが、人と接することが好きだった私は、事務職に魅力を見いだせず、日々悶々としながら過ごしていました。

偶然出会ったコーチング

郡山茜

入社2年目から、上司に部署の移動を相談したり、自分がいきたかった部署の人の勉強会に参加したり、秘書検定や宅建、福祉住環境コーディネーターなど、いろいろな資格の勉強をしたり、専門学校の資料を取り寄せたり、転職活動もしてみました。

それでも、「コレがしたい!」というものに出会うことができず、探すことを一度は諦めました。そんな探すのを諦めた頃、“コーチング”という言葉を知り、人の心理には興味があるし、一生の仕事にできそうだと感じて勉強をはじめました。

好きなことが仕事になったのに…

最初はコーチングを独学で学んでいましたが、コミュニケーションを本で学ぶことは難しく、学校を探して東京の学校を選びました。昼間は事務職の仕事をしながら、コーチングの学校に通っていたので、社内の仕事が嫌だと言っていた後輩に実践をしてみたら、活き活きしだして、それを見て楽しくなって、もっと深く学びたいと思いました。

29歳になったとき、20代は会社で学ばせてもらったので、30代は自分で違うキャリアを築きたいと思うようになり、8年勤務した会社を退職しました。

そしたら、ちょうど自分が学んだコーチングスクールからお誘いを受け、2012年にコーチングスクールを運営する会社へ入社することが決まりました。

そこでは4年半、広報として働きました。仕事はもちろん楽しかったし、仲間も大好きでした。会社も大好きだったのですが、会社都合で退職することになりました。

 

0から1を作る事業の大変さ

郡山茜

再就職も考えたのですが、前職の会社の理念を、私も世の中に広めたい!という思いで独立することを決めました。

まだ事業を立ち上げて1年なので、ビジネスの形作りが大変です。

売上ってどう作っていったらいいのか、営業や経理、納品などもありますし、アフターフォローも全部自分でやらなければならない大変さもあります。

終わりがない仕事なので、達成感を味わいにくいつらさもありますが、ストレスはありません。

独立して気づいたのは、ストレスとプレッシャーとは違って、今は好きなことを仕事にできているので、プレッシャーは感じていても、落ち込んだりストレスを感じたりすることはないような気がします。

今後のビジョンは?

私は組織が好きなので、1年後には事業を組織化したいと考えています。やっぱり一人ではできないことが、組織になればできるということがたくさんありますからね。自分の可能性を信じ、みんなの可能性を信じ、同じ目標に向かって組織でがんばりたいです。

自分を信じて悩み抜く

私は8年間という長い間、今の仕事を続けていくのか、転職するなら何をするのかということについて悩みました。とてもつらかったので、できればそのつらい時間を短くしたいとは思ってしまうのですが、やっぱり短期的なことは短時間で決められますけど、一生のことだから、逆にすぐに決めてしまうのはもったいないと思います。でも悩んでいる時間はとてもつらいのがわかるので、私たちのような第三者に相談してほしいと思います。誰かに話をすることで客観的になれたり、一人で考えているよりも、自分の考えがまとまりやすくなったりもするものです。

たくさん悩んで決めたことなら後悔はしません!自分を信じることを諦めないでください。

郡山茜
プロフィール

郡山茜

人材育成・コーチング講師。

2004年大学卒業後、大阪の医療機器販売会社に就職。コーチングスクール運営会社を経て、2016年、法人向け研修やコーチング事業を行う「コーチングオフィス Step Design」(http://tsutaekata.com/)を立ち上げ、女性をメインに、職場での人間関係やキャリアの悩みなどについて相談を受け付けている。



郡山茜