癒しの世界三大アヴェ・マリア【ヴァイオリニスト/月元ハルカさん】

月元悠




こんにちは、ヴァイオリニストのハルカです♪

とうとう梅雨入りしてしまいましたね…雨ばっかりでストレスがたまって、この時期って寝つきが悪くなりがち…そんなとき、静かで優しい音楽が心を癒してくれるのではないでしょうか?

今回は特に有名な世界三大アヴェ・マリアのご紹介です。アヴェ・マリアというと皆さんが思い浮かべるのはシューベルトのアヴェ・マリアではないでしょうか。でも実は、アヴェ・マリアと名前が付けられた曲はたくさんあるのです!

アヴェ・マリアとは?

アヴェマリア(Ave Maria)とは、ラテン語で「こんにちは、マリア様」もしくは「おめでとう、マリア様」と、キリスト教の聖母マリアをたたえた曲です。

シューベルト作曲 アヴェ・マリア『エレンの歌 第3番』


ゆっくり進行する低音の重みが特徴的です。名作アニメ「フランダースの犬」でも流れていました。結婚式でもよく聞きますよね。歌詞は詩人のウォルター・スコットの抒情詩「湖上の美人」から抜粋されており、この作品に出てくる王に追われる身であるエレン・ダグラスという貴婦人が聖母マリアに助けを求め、この歌詞を口ずさんでいます。

カッチーニ作曲 アヴェ・マリア


心に直に訴えかけるような切なさを感じます。イタリアの作曲家のカッチーニの作品として広まっていますが、実はヴァヴロフという旧ソ連の作曲家の作品だそうですが作曲者不明と発表しています。彼自身、他の作曲家の名前を借りて作品を発表することもあったようで、超越性を感じさせたかったのだという説もあります。




この記事に関するキーワード

RUN-WAY編集部

RUN-WAYは、「自分らしくHappyに働きたい」と願う、全ての女性をサポートするためのメディアです。
  働く女性の困ったを解決し、理想のキャリアに一歩近づくための情報をお届けします。