癒しの世界三大アヴェ・マリア【ヴァイオリニスト/月元ハルカさん】

月元悠




グノー(バッハ)作曲 アヴェ・マリア


教会のオルガン奏者でもあり数々の合唱曲やオペラを作曲したグノー。彼は心からJ.S,バッハを敬愛していました。そこで、彼はバッハの《平均律クラヴィーア曲集》第1巻 第1番ハ長調「前奏曲」をそのまま調を変えたものを伴奏にし、それに旋律を加えたのです。短い曲ですがとても耳に残りますよね。
ちなみに、《平均律クラヴィーア曲集》第1巻 第1番ハ長調「前奏曲」は
こちら▷

ほ、本当だ…そのままだ…!

いかがだったでしょうか?特に有名なアヴェ・マリアを選んでご紹介しました。他にもアヴェ・マリアと名付けられた曲がたくさんあります。そして歌だけではなく様々な楽器で演奏されていますので、みなさんお気に入りのアヴェ・マリアを見つけてみてください。(ちなみに筆者はカッチーニのアヴェ・マリアがお気に入りです)
きっと、1日の終わりに聴くととても癒されることだと思います。
次回もお楽しみに!

<プロフィール>
月元 ハルカ
長崎県出身。3歳よりヴァイオリンをはじめる。田代典子、木野雅之各氏に師事。これまでに、エドゥアルド・オクーン氏、豊嶋泰嗣氏、大山平一郎氏、ロバート・ダヴィドヴィチ氏、ハビブ・カヤレイ氏、加藤知子氏、小栗まち絵氏のマスタークラスを受講。また、ながさき音楽祭、球磨川音楽祭、霧島国際音楽祭、NAGANO国際音楽祭に参加、マスタークラス修了。各地で演奏活動を行う。西南学院大学 国際文化学部 卒業。現在、福岡教育大学 大学院 音楽科 修士課程修了。各地で演奏活動を行う傍ら、後進の指導を行う。クラシックをより身近に感じてもらうためのコラムサイト『COSMUSICA』(cosmusica.net)にて、連載「映画で学ぶクラシック」執筆中。




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