非日常と日常の境目があいまいな歌舞伎町で勝負
東京ミステリーサーカスも、ここにきたら世界の見方が変わるとか、人生に対する考え方が変わるというような可能性がある場所だと思っています。仮想の世界だけじゃなくてリアルな世界でも友達が増えて、趣味の幅が広がって、ということを生み出す可能性があると思います。ぜひ、世界各地からたくさんの人に足を運んでもらえるような面白いテーマパークにしていきたいですね。
非日常の物語をどこかで日常とリンクさせていくという点で、歌舞伎町は東京ミステリーサーカスの場所としてすごくハマる可能性が高いなと思うんです。非日常のお店もあるけれどそこで働いている人にとっては日常だし、怪しいお店もあればエンタメの施設もある。非日常と日常の境目があいまいだからこそ、歌舞伎町で勝負できると思っています。
悩んだ時は、心を真っさらにして感じてみる
私は学生の時から、選択肢がいくつかあって悩んだときには一番面白そうなところに飛び込む、ということを信条にしてきました。面白そうだと思って飛び込んだら、後悔もないと思うんです。決めているのは自分なので。
悩んだ時にはいろんな人にいろいろなアドバイスをもらったり、条件とかも考えたりすると思います。でも、心を真っさらにして「心が一番揺れるのはなんだろう」という点で選ぶと、その後全部の責任を自分で背負える。私はその選び方で後悔したことがないのでオススメかなと思います。
■プロフィール
きださおり
TOKYO MYSTERY CIRCUS総支配人/コンテンツディレクター
京都の大学生時代にフリーペーパーSCRAPに参画。卒業後上京し広告会社にてディレクターを務め、SCRAP東京オフィス設立のタイミングで合流。日本全国、アメリカ、シンガポール等で数々のリアル脱出ゲーム公演を作りながら’14に企画の実験室『道玄坂ヒミツキチラボ』の室長に就任。「忘れられた実験室からの脱出」「君は明日と消えていった」等、ファンランキング1位を獲得する人気公演のプロデュース・ディレクションを手がける。また「片想いからの脱出」「元カレ元カノフリーマーケット」など新機軸の恋愛系イベントも開拓している。
趣味は音楽を聴きに行ったり、恋愛ものの少女漫画を読んだりすること。「公演の音楽もミュージシャンと話し合いながら作ったりするので、少女漫画も音楽も、趣味はわりと全部直結していると思います」
東京ミステリーサーカス https://mysterycircus.jp/
個人ツイッター https://twitter.com/opeke
[…] 引用元:RUN-WAY Walkers […]