村田那奈さんは、フリーランスのデザイナー。テレビ局に所属していた時とは大きく違う、自由で可能が広がる働き方を楽しんでいます。フリーランスの働き方について聞いてみました。
ポイントは……
- 日本全国が私の職場
- わくわくする世界観をつくる
- もう一歩踏み込んでみて
就活、どこにも決まらない!
父が絵を描いているので、美術が身近にある環境で育ちました。でも、絵を描くのが嫌になった時期があって、大学では美術科で彫刻を専攻しました。
立体のものを扱う仕事をしたいなと思ったので、最初の就職活動では広告やCMの制作、おもちゃの企画ができる会社を受けたのですが、どこにも決まらなくて。でも、行きたくないとこには行きたくなかったので、両親と相談の上で1年休学することにしました。
東京に通いながらのインターン
休学中は地元の福島に戻り、知り合いの制作会社で週5フルタイムのインターンをさせてもらいながら、週末にはバスで東京に通い、広告セミナーのような講座を受講していました。
インターンをしている時、映像のCM作らせてもらったりしたのですがそれが面白かったんです。それで、テレビ局内のデザインプロダクション会社に入りました。2回目の就職活動を始めて一番最初に決まったところでしたが、幅広くいろんなことができそうだし、入社試験の課題が面白かったのでクリエイティビティのある会社だなと思い決めました。