歯科衛生士の年収は?平均年収や待遇、収入をアップさせる方法まで徹底解説!

歯科衛生士の平均年収がいくらくらいか気になりませんか?今回は、歯科衛生士の年収を地域別や年齢別、職場別など細かく分けて紹介していきます。歯科衛生士になることを検討している人は、ぜひ参考にしてください。


目次

  1. 歯科衛生士の平均年収
    地域別の平均年収
    雇用形態別の平均年収
    年齢別の平均年収
    職場別の平均年収
  2. 歯科衛生士のボーナスや待遇
    ボーナスの状況
    福利厚生などの待遇
  3. 歯科衛生士で収入をアップする方法
    認定資格を取得する
    転職を検討する
    歯科衛生士で年収1000万は可能?

歯科衛生士の平均年収

歯科衛生士の2018年の平均年収は3,639,000円です。男女別では、男性が6,309,600円、女性が3,628,600円です。男女の金額差が大きいですが、平均勤続年数が長いことが関係していると考えられます。また、平均年収が女性のみの平均年収とほぼ変わりませんが、歯科衛生士が圧倒的に女性の割合が多い職業だからでしょう。

ちなみに平均月収は268,000円、賞与は423,000円です。それではもう少し詳しく平均年収を見ていきましょう。

(参照:賃金構造基本統計調査 https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003084610)

地域別の平均年収

歯科衛生士の年収は、地域によっても異なります。他の職種でも同じでしょうが、東京は地方よりも賃金が高い傾向です。地域によってどのくらい年収に差があるのか確認していきましょう。

  • 北海道・東北…3,010,000円
  • 関東…3,590,000円
  • 東海…3,460,000円
  • 甲信越・北陸…3,120,000円
  • 関西…3,560,000円
  • 中国…2,980,000円
  • 四国…3,060,000円
  • 九州・沖縄…2,950,000円

(参照:求人ボックス給料ナビ「歯科衛生士の仕事の年収・時給・給料情報」https://求人ボックス.com/歯科衛生士の年収・時給)

地域別に平均年収を見てみると、関東や関西が約360万円なので他の地域より高い傾向です。東海も関東や関西の平均年収と大差ありません。しかし、他の地域の平均年収は300万円前後となっています。もっとも低い九州・沖縄は300万円を切っていますので、平均年収が高い関東に比べると約60万円の差があります。

雇用形態別の平均年収

雇用形態別の年収や給料はどのようになっているのでしょう?正社員の平均年収は355万円で、パートやアルバイトの平均時給は1,278円だそうです。

(参照:求人ボックス給料ナビ「歯科衛生士の仕事の年収・時給・給料情報」https://求人ボックス.com/歯科衛生士の年収・時給)

日本の平均年収は441万円ですが、中央値は約360万円といわれています。歯科衛生士の正社員の平均年収は、日本の年収中央値に近いくらいですね。

パート・アルバイトの時給は1,278円ですが、株式会社リクルートジョブズの調査機関「ジョブズリサーチセンター」によると、2020年4月度の三大都市圏(首都圏・東海・関西)の平均時給は1,075円だそうです。歯科衛生士のパートやアルバイトの時給は他の職種のパート・アルバイトに比べて約200円も高いです。歯科衛生士は国家資格が必要な職業なのでパートやアルバイトの時給は高いみたいですね。

年齢別の平均年収

次に年齢別の平均年収を見ていきましょう。女性のみで算出された金額になっています。

  • 20〜24才…2,990,000円
  • 25〜29才…3,380,000円
  • 30〜34才…3,410,000円
  • 35〜39才…3,470,000円
  • 40〜44才…4,130,000円
  • 45〜49才…3,770,000円
  • 50〜54才…4,010,000円
  • 55〜59才…4,000,000円

(参照:求人ボックス給料ナビ 「歯科衛生士の仕事の年収・時給・給料情報」

https://求人ボックス.com/歯科衛生士の年収・時給)

年齢別の平均年収を確認すると、40代に入って大きく年収アップしていますね。20代前半と、もっとも年収が高い40代前半では1,140,000円の差があります。ただし、それ以降は増えていくわけではなく、40代前半がピークのようです。

職場別の平均年収

平均年収は、職場の規模によっても異なります。2018年度の賃金構造基本統計調査を参考に企業規模で平均年収を比較してみます。

  • 10人〜99人の職場…3,634,900円
  • 100人〜999人の職場…3,504,100円
  • 1000人以上の職場…3,915,600円

歯科衛生士の年収は、職場の規模に比例して平均年収が高い傾向です。このような金額の差は、毎月の給料より賞与の違いが大きいです。賞与のみを比較すると、次のようになっています。

  • 10人以上の職場…423,000円
  • 10〜99人の職場…363,700円
  • 100〜999人の職場…554,500円
  • 1000人以上の職場…734,400円

(参照:賃金構造基本統計調査 https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003084610)

規模が10〜99人の職場と1000人以上の職場では、賞与の平均金額が倍以上違います。賞与の金額によって年収が大きく変わってきますので、収入を重視するなら規模が大きな職場を選んだ方が希望条件に合った職場が見つかるでしょう。

歯科衛生士のボーナスや待遇

前章でご紹介しましたように、会社の規模によってボーナスに大きな差が出ます。これだけ差があると、職場によって年収にも大きな違いが出てきます。歯科衛生士のボーナス事情や福利厚生などの待遇はどのようになっているか見ていきましょう。

ボーナスの状況

ボーナスの支給や金額は歯科医院によって異なります。ボーナスが出る歯科医院では年に2回支給されるのが一般的ですが、年に1回の支給や賞与なしの歯科医院もありるようです。

先ほど職場別の平均年収でご紹介したように、職場の規模によって賞与金額は大きく異なります。求人情報には賞与が年に何回支給されているかは記載されていても、金額まで記載されていないことが多いですが、一般的に年間の賞与額は月給の2ヶ月分〜3ヶ月分支給する歯科医院が多いようです。

福利厚生などの待遇

歯科衛生士の求人を探すときは、給料だけでなく福利厚生もチェックしておきましょう。

福利厚生などの待遇は歯科医院の経営方針によって異なります。福利厚生が充実した歯科医院では、社会保険、交通費手当、住宅手当、退職金手当などが整っています。

法人化している職場や常勤が5名以上いる職場は社会保険に加入する義務があります。社会保険であれば、勤務先の歯科医院が厚生年金と健康保険を半額負担してくれます。しかし、法人化していない職場や常勤が5名以下の職場は、個人で国民健康保険に加入して自分で保険料を支払わなくてはいけないこともあります。

規模が大きな歯科医院と個人医院では福利厚生に大きな差があることもありますので、確認しておきましょう。

歯科衛生士で収入をアップする方法

歯科衛生士が年収を増やしたいとき、年収アップの方法はあるのでしょうか?収入を増やすためにできることをご紹介します。

認定資格を取得する

歯科衛生士には国家資格が必要ですが、特定の専門分野に関する高い知識と技術を身につけることで「認定歯科衛生士」として認められます。認定歯科衛生士にはいくつかの種類があり、各歯学会によって試験がおこなわれます。

認定歯科衛生士を受験するには、実務経験や学会への参加などの受験資格がありますが、歯科衛生士としてキャリアアップするために、認定資格の取得を目指してはいかがでしょうか。認定資格を必要として、資格手当を上乗せしてくれる歯科医院もあります。認定歯科衛生士になれ活躍の場も広がり、収入アップにつながるでしょう。主な認定資格には、次のようなものがあります。

  • 日本歯科衛生士会認定歯科衛生士(日本歯科衛生士会
  • 日本歯科審美学会歯科衛生認定士(日本歯科審美学会)
  • 日本歯周病学会認定歯科衛生士(日本歯周病学会)
  • インプラント専門歯科衛生士(日本口腔インプラント学会)
  • ホワイトニングコーディネーター(日本歯科審美学会)

この他にもさまざまな資格がありますので、専門分野についての知識や技術向上とスキルアップのために認定資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。

転職を検討する

歯科衛生士は不足していますので、年収に不満がある場合は転職を検討する方法もあります。たとえば規模が大きな職場では歯科衛生士の人数も多いため、主任や衛生士長といった役職が用意されていることもあります。役職手当によって、個人医院とは年収に差が生まれます。

病院の規模によって待遇は大きく変わりますので、昇給の金額が少なく平均年収と比較してもかなり低い場合、求人を探せば今より年収が高い職場が見つかる可能性が高いでしょう。人材紹介会社を利用して探せば、非公開求人など待遇がよい求人が見つかるかもしれません。

歯科衛生士で年収1000万円は可能?

歯科衛生士でキャリアアップしても年収1000万円という金額は今のところ不可能だと考えられます。歯科衛生士は日本の平均年収と比べても決して高いわけではなく、責任者になっても年収は500万円程度のようです。

まとめ

歯科衛生士の平均年収は、他の職業と比較してとくに高いわけではありません。ただし、非常勤で働きやすい職業であり、アルバイトやパートの時給は高いため、将来子育てするようになったときに、家事や育児と両立させながら働きやすいでしょう。

歯科衛生士の国家資格に加えて認定資格を取得すれば、キャリアアップも可能です。専門分野の高度な知識やスキルを身につけて、常に成長する意欲があれば、収入もアップするのではないでしょうか。

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RUN-WAY編集部

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