「春の新作のお菓子食べた?」
「新色のネイルが出たみたいだよ!」
日々話題に上がる、新商品。食品から化粧品、ネットサービス、はたまた家具や車に至るまで、次々に新しいものが生み出されています。その新商品の評価が爆発的にあがれば、企業の収益にも直結します。そんな新商品の開発を担当しているのが、「商品開発」です。
もはや企業の中枢を担っていると言っても過言ではない「商品開発」。ですが、よく似た部署に「商品企画」という部署もありますよね。いったい、何が違うのでしょうか。
商品企画の仕事は「イメージを明確化すること」
商品企画がしている仕事は、今はまだ世の中にない新しい商品のアイデアを生み出すことです。
世の中にないからと言って、奇抜なものでは売れません。何でもかんでも「イメージがあるから」と言って商品になるわけではないのです。
ジェネリック的に今あるものをよりよくした商品を生み出すのか、はたまた全く0からの開発なのかも必要な判断要素。どんな人に届けたいのか、どこで発売したいのかなどのセグメントをしっかり行い、データ分析をし、そしてやっと、商品のイメージを明確化させることができます。
つまり、どのような商品を作るのか、その青写真を決めるのが、商品企画の仕事なのです。