未経験から事務職を目指すとき、まず第一関門は「履歴書」です。そんな大切な履歴書を書くとき、やはり一番気にして書くのは「志望動機」や「自己アピール」だと思います。その下にある特技の欄は、なんとなく「こんなもんでいいか?」と思って軽く流してしてしまいがちではないでしょうか。ですが、そんな箇所こそ未経験者が事務職に就くためのアピールポイントになるのです!
どうして「特技」がアピールになるの?
特技で見たいのはズバリ「本質」!
書類選考において、採用担当者は非常に限られた情報の中で、その人に会うかどうかを判断しなければなりません。正直、志望動機はだいたいがテンプレート化しているので、よほど熱意を感じるものや、逆にあまりにも書けていないものでなければ、「目に留まる」ということはありません。
そんな中で、履歴書の「趣味・特技」欄で知りたいことは、「その人がいったいどんな人間なのか」。ズバリ言うと「その人の本質」なのです。
突飛な趣味がいいわけじゃない!
面接官の目に留めようとして「奇抜な趣味を掻けばいいのでは?!」と勘違いしてしまう人もいます。これを説明するのに、いい日本語があります。「悪目立ち」という言葉です。
たとえば、「特技:ギャンブル」などの言葉は、確かに目にもとまりますし目立ちますが、果たしてその趣味の人と会いたいかと言われたら間違いなく否です。「特技:コスプレ」も、もちろん趣味や特技としてダメではありませんが、「会社で役に立つか」と言われたら、少なくとも事務職では役には立たないでしょう。
あまりに突飛で、想像がつきにくい趣味や特技を書いたとしても、悪目立ちしてしまって、面接官は会ってくれません。