インターネットがなくてはならない現代において「webデザイナー」という職業は人気が高いお仕事の一つで、しかもWeb系ジョブにおいてはもっとも人の目に付く「花形」。男性女性問わず憧れのある職業ではありますが、同時に、どういった世界なのか分からないため不安を感じ、踏み込めずにいる方が多いのも現状です。
「業界未経験でもWebデザイナーになれるの?」
そんな疑問を一緒に解決していこうと思います!
そもそもwebデザイナーとは
Web関係の職種には、Webデザイナーの他にもプロデューサーやディレクター、クリエイター、エンジニアなどがあります。まるでテレビの世界みたいに、その業務は多種多様! 実はグラフィックデザイナーと兼任していることもいるのだとか。果たしてWebデザイナーは、いったいどんな仕事をしているのでしょうか?
webサイトのデザインをするのがキホン!
「webデザイナー」の文字通り、依頼のあったWebページをデザインすることがメインのお仕事です。サイトをデザインして、ロゴやアイコンなどのレイアウトを練っていくのも仕事の一つ。サイト作成にかかわることであれば、バナーや画像の加工もします。
デザインを仕上げる
使用するソフトは、それぞれの用途によって違います。画像加工ではPhotoshop(フォトショップ)、イラストを描くのであればIllustrator(イラストレーター)、アイコンの作成はFireworks(ファイヤーワークス)など。どれもグラフィックスソフトです。
コーディング
デザイン段階で作成した画像データは、そのままならただの画像。それをWebページで表示できるようにソースコードを書き出して「コーディング」しなくてはなりません。
こちらも専用のソフトを使います。例えば、Dreamweaver(ドリームウィーバー)等のコードを書くエディター。ここで「HTML(エイチティーエムエル)」「CSS(シーエスエス)」「Javascript(ジャバスクリプト)」などのいわゆる「プログラム言語」というものが登場してきます。
クライアントとの打ち合わせ
上の二つが主な仕事ですが、場合によっては打ち合わせから関わることもあります。
基本的にはパソコンと向かうお仕事ではありますが、なんにせとクライアントや上司との打ち合わせは必須。求められている納品物やプロジェクトを正しくやるために、他人とのコミュニケーションも実は大切な仕事のひとつです。
未経験からIT・WEB業界に進むには?
需要はそもそもあるの?
そもそも、Web業界が盛り上がりデザイナーの求人需要が増したのはここ数十年のこと。
インターネットの普及や、職場でのニーズなども同時期に生まれてきています。実はYahooが日本で誕生したのもほんの20年程前の出来事なんですよ!
つまりwebデザイナーとしての需要も、お仕事自体すら、最近できてきたことなのです。
webデザイナーを目指すには
「未経験OK」の求人だからといって、本当になんのスキルもない人が応募してもなかなか受かりませんし、入ってからも苦労するケースが多いのが現実です。入社の前に、いささかのスキルがあることはやはり大切。独学で勉強するのはなかなか難しいもの。スクールに通うのもいいですし、最近ではハローワークなどで職業訓練もやっていますので、それを活用するのもいいかもしれません。
まとめ
webデザイナーにとって、好奇心と向上心、積極性は必要不可欠!
この業界において、可能性は無限大です。はじめのうちは勉強ばかりで大変ですが、会社の規模や本人の努力次第では2、3年目でエースとして活躍できることもありますし、女性も活躍の場があります。
実務経験とスキルさえ積んでいけば、あとはあなたの実力次第。大手企業への更なる転職やフリーのWebデザイナーとして独立するのも夢ではありません!