キャリア女性必見!仕事とプライベートのバランスを保つための10の秘訣【ライター/粕谷麻衣】




日々忙しく働く女性が多い現代において、仕事とプライベートのバランスを保つことは難しくなりつつあります。とくに、忙しい環境に身を置いている方や、育児中の方、転職・入社間もなく覚えることが多い方などは、プライベートに割く時間がないと嘆くことも多いのではないでしょうか。

そこで、今回は仕事とプライベートのバランスを保つための秘訣をご紹介します。ワークライフバランスに課題を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

仕事とプライベートのバランスを保つための10の秘訣

さっそく、仕事とプライベートのバランスを保つための秘訣をご紹介します。どのような工夫を取り入れればいいのか、日常生活の中で何を意識すればいいのか、などを参考にしながら、自分の生活に反映させてみてください。

1.常に整理整頓を心がける

仕事とプライベートのバランスを保つための秘訣として、まず挙げられるのが整理整頓をすることです。自分の身の回りが散らかっていたり、どこに何があるのかが分からないような状況では、思考までごちゃごちゃになってしまいがちです。

また、散らかっている環境は、疲労感を増やすことが多いためあまり好ましくありません。仕事中のデスクは文房具や資料などの配置場所を決めて常にその位置に置いておくことを心がけましょう。自宅も、なるべく片づけておくと、余計な思考が生まれてしまうことがないためおすすめです。

2.オンとオフで服装を変える

仕事とプライベートのバランスを保つためにも、オンとオフで服装を変えることがおすすめです。業務に従事するにあたって、作業服が決められていない場合は、自分の手持ちの服で日々のコーディネートを考えることとなります。

しかし、仕事の日も休日も似たような服装では、スイッチの切り替えがしにくくなってしまうといった恐れがあるのです。「休日なのになんだか緊張感がある」「仕事中なのになんとなくリラックスしすぎている気がする」などと悩むときには、ぜひ仕事の日と休日の服装の雰囲気を大きく変えてみましょう。

3.仕事以外でも「時間」を意識する習慣をつける

仕事以外でも「時間」を意識する習慣をつけると、仕事とプライベートのバランスを保つことにつながります。「何に対してどれだけの時間をかけるか」を日々意識することで、仕事とプライベートを切り替えやすくなるのです。

特に、時間管理が苦手な方は、帰宅後や休日も時間を意識して過ごすことがおすすめです。「今は○○に取り組む時間」「○○の後はだらだらする時間」など、時間を意識してみてください。

4.3段階の目標を設定する

あまり知られていませんが、「長期」「中期」「短期」の3段階の目標を設定することは、仕事とプライベートのバランスを保ちやすくなります。

仕事でプライベートが減ってしまう事態を避けたいのであれば、仕事に集中して取り組む必要があるでしょう。3段階の目標を設定することで、「今何をすべきか」「次はどうするべきか」「いつまでにどこまで進めるべきか」などが明確になり、より目の前の仕事に集中しやすくなるのです。

業務内容によってどの程度の期間を長期・中期・短期とするかは異なりますが、長期は数年~10年単位、中期は1年~数年、短期は数日~数か月をイメージして目標設定してみるといいでしょう。

5.日の光を浴びる

日の光を浴びることは、仕事とプライベートのバランスを保つためにも重要な習慣です。日の光には、「セロトニン」と呼ばれる幸福感をもたらすホルモンの分泌を促します。明るく前向きな気持ちで仕事に取り組みやすくなり、結果的に生産性や効率性が上昇するでしょう。

勤務時間内に予定通りに仕事を終えやすくなり、無駄な残業を軽減することにもつながります。

最近は、リモートワークの普及に伴い、家からほとんど出ないといった社会人が少なくありません。なるべく、日の光を浴びる生活を心掛け、精神的な健康の維持に努めていきましょう。

6.「ルーティン」を作る

考えなくても日々のタスクをこなせるよう、「ルーティン」を作りましょう。毎日同じルーティンを繰り返すことで、考えなくても自然とその行動をとれるようになります。たとえば、朝起きたらすぐにベッドを整えて着替え、歯磨きをしたらメイクに取り掛かる、といったように一定の流れを定めれば、寝起きでぼんやりとした状態でも時間をロスすることなく進められるでしょう。

朝だけではなく、帰宅後のルーティンや休日のルーティンなども作っておくこと365日の毎日がうまく回るようになるでしょう。

7.仕事を断ることも視野に入れる

仕事を抱えやすい方は、「仕事を断る」といった姿勢が重要です。仕事とプライベートのバランスを保つためには、適度な仕事量を維持することが大切。仕事を抱え込みすぎないように、「自分は今この仕事で手一杯です」「この後○○があるので難しいです」と断ることが大切です。

8.やりたくないことを明確にする

仕事を前向きに取り組めるようにすることが、仕事とプライベートのバランスを保つことでもあるため、やりたくないことは明確にしておき、なるべく避けるようにしましょう。

やりたくないことを明確にしておくと、「仕事を断るか否か」の線引きにもつながります。もちろん、自分の怠慢で「やりたくない」といった気持ちを優先させるのは社会人として問題ですが「自分の成長を感じられない」「自分にとって損になる」などに該当するようであれば、やりたくないこととして避けるのも選択肢の一つでしょう。

9.プライベートの予定を早めに入れておく

仕事中心の生活にしないためにも、プライベートの予定は早めに入れておきましょう。プライベートの予定を先に入れておけば、「この日は絶対に残業しないぞ」「大切な約束があるから休日出勤はしないぞ」といった意識が働きます。結果的に、残業や休日出勤を回避するために仕事に集中して取り組みやすくなるでしょう。

10.今の職場に不満を感じたら転職する

仕事とプライベートのバランスを保つためにも、今の職場に不満があるときには転職を視野に入れることもおすすめです。

「激務すぎる」「正当に評価されない」「成長を感じられない」など、職場に不満があるとモチベーションが下がってしまいます。結果的に生産性や効率性などが低下する恐れがあり、仕事とプライベートのバランスが乱れてしまうかもしれません。

メリハリを持って働くためにも、今の職場で仕事とプライベートのバランスを保つ事が難しいと感じたら転職を検討してみましょう。

まとめ

仕事とプライベートのバランスを保つことは、今や現代人にとって大きな課題となりつつあります。

しかし、工夫次第で意外にも仕事に熱意を持って取り組みつつも、プライベートも大切にできるような日常は得られます。

今回ご紹介した内容を参考にしながら、自分の生活の中に取り入れてみてください。

粕谷麻衣

ライター・キャリアコンサルタント。「子育てと仕事を両立したい」「自分らしく働きたい」「自分の好きなことを仕事にしたい」など、今どきの働き方にフォーカスした情報を発信。取材やインタビューを通して、リアルな声を追求していくことが好き。
自身は一児の子どもを持つシングルマザー。ワーキングマザーとしての人生を楽しく謳歌中。




RUN-WAY編集部

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