「リーダーシップ」と聞くとなんだか自分には関係のないもののように思えたり、そんなもの持ってないよ、と考えてしまう人も多いのではないでしょうか。今回は、意外と誤解されがちなリーダーシップの本当の定義と、いかにリーダーシップを獲得するのか、という点について解説していきます。
リーダーシップとは?その定義について解説
リーダーシップとは、直訳すると「統率力」や「指導力」という意味です。就職活動などでもリーダーシップをとった経験があると有利に作用することがあるようです。基本的にチームとして作業するときにメンバーをまとめ上げたり、メンバーが同じ目標に向かって努力できるよううまく調整することなどが、リーダーシップとして求められる要素になります。しかしリーダーシップとはリーダーだけが持つべきものではありません。統率力や指導力と言われるとリーダー以外の人間には関係のない要素だと思われがちですが、実際にはメンバー一人一人にリーダーシップが求められているのです。例えば、自らの目標を達成するために何かしらの行動をしたり、グループの目標達成のために協力したのなら、それは立派なリーダーシップだと言えます。
誤解されがちなリーダーシップ
リーダーシップで誤解されがちなのが、メンバーに何かを命令したり、メンバーを管理することがリーダーシップだと考えられていることです。他人に命令し、部下を管理する能力も時には役立つでしょうが、それはリーダーシップとは似て非なるものです。そもそも他人に命令や管理された状態でベストパフォーマンスを発揮できるとも思えませんよね。大切なことはグループとして最大の成果が発揮できるように、メンバー間の関係性やグループの課題を明確化していくことです。問題があれば率直に話し合い、成果が出れば素直に喜びあえる。そんなチームを作ることができるよう、いわばマネジメントをしていくことがリーダーシップだと言えるでしょう。こうして考えてみると、リーダーシップという言葉に対するイメージが変わってくるのではないでしょうか。