ネガティブな人は勝手な解釈をする【ライター／ＤＪあおい】

例えば仕事で小さなミスをしたとする

そのミスに対して、上司や先輩、あるいは取引先の人から叱責されるのは当然のことなのですが

それにしてもミスの大きさと叱責の熱量がどう考えても釣り合わない

なぜこんな些細なミスで人格否定とも取れる殺傷力の高い攻撃を受けなければならないのか、ここで疑問が生じます

本来なら疑問は疑問として投げ掛け、納得がいくまで話し合うべき事象

それによって小さなミスだと思っていたものが実はシャレにならないほど大きなミスだったとか、自分の謝罪が軽薄なものだったとか、実は相手のご機嫌が悪かっただけだったとか、コミュニケーションによって真相を明らかにすればそれはお互いにとっての共通認識となり、再発防止にもなるのですが

ネガティブな人はこの『疑問も投げ掛け話し合いを重ねる』というプロセスを嫌う傾向にあるのです

しかし人は矛盾を許さない生き物であり、疑問に対して回答が得られないと矛盾が生じてしまうため、『勝手な解釈』をしてしまうんです

些細なミスなのになぜあれほど怒られたのか、きっと自分が嫌われているからに違いない、きっとあの人の人格がクズだからに違いない

勝手な解釈で疑問に対する答えを導き出し、自己否定感を募らせたり、相手に対する私怨を募らせたりして、勝手にストレスを蓄積させてしまうハメになってしまうというわけです

もちろん『怒る』という教育は外法であり、本来は相手が納得できるようにちゃんと説明をしてあげることが教育にとってとても大切なことなのですが、教育を受ける側にも『勝手な解釈はしない』という姿勢は必要です

わからないのなら『わからない』と言うこと、納得できないのなら『納得できない』と言うこと

それがコミュニケーションにおける相互協力であり、『それくらい言わなくてもわかるだろ』という察してちゃんも、勝手な解釈で察してしまう察するちゃんも、共通認識できる回答を導き出すためのコミュニケーションを拒絶している同族に過ぎないのです

疑問が生じたら問うことが正解であり、勝手な解釈で疑問を解消しないように心掛けてください

DJあおい

謎の主婦。ツイッターで独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー22万人。サブアカウントではフォロワーの恋愛相談にも乗り、こちらも異例のフォロワー約15万人。著名人のファンも多く、幅広い層から支持されていますが、その素性はいまだ謎のままです。

ツイッター＜DJあおい＞：https://twitter.com/djaoi

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