求められる人材は持っている!問題解決力の身に付け方

問題解決力




問題解決力を高める方法とは

問題が起こった時は、その渦中に立つのではなく、一歩引いたところから全体を俯瞰して問題を眺めることが大切です。そうすることで、まず第一になぜ起きたのか、どこに課題があるのか、何が引き金になったのかを洗い出すことができます。一つひとつ理詰めで考えていくと、本当の課題が見えてきます。すると、それ以外のことはたいして問題ではなかったり、代替案などで解決できることが見えてきます。ただし、ここで注意したいのは、課題に関連している物事を分析してカテゴリーごとに分けた後は、問題を複数ではなく、できる限り一つに絞り切ることです。すると、複雑に絡まった問題の要因が整理され、必要な労力や時間、実現の可能性など、解決するにあたっての問題点が浮かび上がってきます。

問題解決力は夢の実現にも必要な力

仕事でもプライベートでも問題を解決するために必要なのはプラス思考です。とはいえ、嫌なことに対してはどうしてもマイナスの捉え方をしてしまいがちです。そんな時に役に立つのが、物事の考え方のフレーム(枠組み)を変えて、捉え方を転換させる「リフレーミング」という思考法です。目の前の事象は変わらなくても、モノの見方を変えることで、受け止め方が変わるのです。例えば、マラソンで苦しい時に「まだ半分もある」と考えるのではなく、「もう半分も終わった」と考えれば、気持ちはずいぶん楽になります。「残っている距離」というフレームを「終わった距離」というフレームに転換するだけで、捉え方は反転するのです。「夢」も簡単には叶わないイメージがありますが、「目標」だと夢を叶えるために達成したい目的地だと捉えることができます。「計画を立てる」ことは億劫になりがちですが、「夢に到達するまでの地図を作る」と考えれば楽しくなります。完全にプラス思考に転換できなくても、問題点をいろいろな角度から検討することで、夢を実現するポイントを見つけることができるはずです。問題の見方を変えるだけで、同じ状況がプラスにもマイナスにもなります。最適なフレームを見つけてピンチをチャンスに変えましょう。

問題解決力を身に付けてより求められる人材に!

学生時代は授業を受け、試験を受けるなどの受け身の姿勢が一般的でしたが、社会人は違います。先輩や上司から、大まかな道筋をつけてもらったとしても、それに基づいてじっくり考え、行動するのは自分自身です。上司から「言われたことをちゃんとするし、自分なりに理解してプラスアルファーのことをする人材だよ」と評価されたら、嬉しいですよね。上司から指示を受けた場合、指示されたことをきちんと実行したうえで、問題解決を考えるクセをつけましょう。問題解決力を身に付けることは、仕事で新たな解決策を見いだせるだけでなく、そのことによってさまざまな経験と信頼を得ることができます。つまり、トラブルが起きた時に速やかで的確な問題解決をすることで決まるのは、社内での人事評価だけではありません。それは、自分の人生を自分でコントロールすることができるということなのです。

 

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RUN-WAY編集部

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