なるべく音を出さない
なるべく音を出さないことも重要です。そのためには、同時にふたつ以上のことはせず、ひとつのことを落ち着いて行います。たとえば、書類束をテーブルに置くときには、そのままドサッと置くのではなく、指をそえてソッと置きます。一気にできることでも、キレイに見えるように動作を加えるだけで違って見えるのです。そのほかに、落ちているものを拾うときは、そのまま腰を折るのではなく、拾うものの横の位置で腰を落として拾います。背中を丸めないようにするとより美しくなります。
きちんと相手と向き合う
人に対するときは相手に体をきちんと向けます。それは挨拶や仕事の相談のときもそうですが、いちばん気をつけたいのは、誰かに呼ばれたとき。顔だけそちらに向けるのではなく、振り向く側の足を一歩引いて体ごと振り向き、きちんと相手と向き合います。
いかがでしたか? ただ仕事をするうえでは必要ないと思われる人もいるかもしれませんが、美しいしぐさができる人は、「きちんとした人」という信頼に繋がり、仕事でもやがて大きく影響を及ぼすでしょう。