働き方改革が叫ばれている現在。女性の働きやすさをよりよくするだけではなく、フレックスタイムの導入、男性の育児休暇の取りやすさ改革など、たくさんの働き方が生まれています。そんな中の一つが、ダブルアサインメントという制度です。
これだけ聞いても、いったいどんな制度なのかわかりにくいですよね。今回は、働き方の一つであるダブルアサインメントについて解説していきます。
問題視されている仕事の属人化
仕事の属人化とは、一つの業務を一人でしかやれず、その人がいないと業務が回らない状態のことを指します。人数の少ない会社や部署になればなるほどこの現象は顕著に見られ、休みを取りにくくなったり、キャリアアップのための転職がしにくくなったりと、弊害が多いのが現状です。
それを回避するために生まれたのが、ダブルアサインメント制度なのです。
ダブルアサインメントとは
ダブルアサインメントとは、日本語で言い換えると「一業務二人担当制」のこと。読んで字のごとく「一業務二人担当制」は、1つの業務に2人の担当者をつけるというものです。どちらかだけが情報を占有することなく、2人で情報を共有しあい、協力して職務に当たります。