【女性のキャリア】土日休み残業なし…事務職以外で叶えられる仕事は?




「子どもがまだ小さくて土日休みの仕事じゃないと…」

「プライベートも充実させたいから残業はしたくない」

「シフト制は安定しないから土日が休みの仕事は絶対!」

土日休み、残業なしの仕事と聞くと事務職を連想される人も多いと思います。

でも、土日休み、残業なしの条件を満たすのは事務職だけなのでしょうか?事務職以外で土日休み、残業なしの仕事があるなら、女性のキャリアとして考えられるでしょうか?

こういった悩みや希望を持っているかたに向けて、本記事は執筆をしています。本記事を最読むことで、職業選択の幅が広がり、仕事とプライベートなどワークライフバランスを取るきっかけになるかもしれません。

ぜひ最後まで見ていってください。

土日休み、残業なしの仕事が良い理由

土日休み、残業なしの仕事のメリットはライフバランスが安定して、予定が立てやすいことが挙げられます。

平日5日間仕事をして、週末2日間は休日というサイクルは、精神面での安定も図れるため多くの人に人気です。

理由1. 規則的な休みがある

毎週安定して2連休があるのは、肉体的にも精神的にも安定できます。

水曜日が終われば、あと2日頑張れば休み!金曜日の朝は、今日頑張れば休み!と、モチベーションも維持しやすいですよね。

休日がシフト制などの場合は、6連勤をして1日休み、そのあと1日出勤をしてまた休みなど、飛び石休日になる場合があります。

月の休日日数が同じでも、連休か連休でないかは生活スタイルに大きな差が出ます。

理由2. 周りの人たちと同じである安心感

人が休んでいるときに働く職種もありますが、土曜日、日曜日に仕事をしていると、休みを満喫している人たちを見て羨ましく感じてしまうこともあると思います。

「自分は平日休みで周りと違う」という、コンプレックスにも似た気持ちが、土日休みの仕事に就きたいと考える一因になっているかもしれません。

こういった心理は同調行動とも呼ばれていて、間違いを選択したくない、正解を選びたいといった心理が働いているために生まれます。

理由3. 残業がないことで時間に余裕が生まれる

残業がなければ早く家に帰って、お気に入りのドラマを見たり、手の込んだ料理を作ったりすることもできます。

残業がない、もしくは少ないことで給与が減ってしまうのも考えられますが、自分や家族に使える時間が増えます。

子育て世代、またはこれから子育ての予定がある女性にとって、特に重要な項目かもしれません。どうしても子ども中心の生活スタイルを取らざるを得ないため、残業がない、もしくは少ない企業を選ぶのは必然と言えます。

土日祝休み残業なしの仕事は何がある?

では、土日祝休みで残業なしの仕事とはどういったものでしょうか。職種や企業によっても変わりますが、一般的な観点から見ていきましょう。

toB向けの仕事

まず考えられる仕事は、顧客が法人向けの業種です。ざっくりと言えば、店舗以外の仕事が当てはまります。

法人向けの業種であれば、取引先も土日祝休みが多いため、必然的に土日祝休みになります。

多くの企業が当てはまりますが、企業によっては隔週土曜日出社、PRやイベントで日曜日出勤などもあるため、企業ごとの調査は必要です。

土日祝休みの仕事を探す場合は、一般消費者向けのビジネス以外の業種を中心に探していきましょう。

バックオフィス系職種

バックオフィスとは、非生産部門とも呼ばれ事務や経理、人事、総務など企業の営業活動の後方支援を行う部署です。

こちらも企業の規模や扱っているサービス、商材によって変わりますが、企業規模が大きい、社員数が多いほど残業は少ない傾向があります。

企業規模が小さいと社員数も少なくなり、1人あたりの業務量が増えてしまいがち。

少数精鋭で事業を行っているベンチャー企業などは、職種を超えた働きかたが必要になるケースが多いため、残業時間の観点で見ると注意が必要です。

サービス関連の業種は、相手の都合によって納期やスケジュールが変わるため、残業時間が多く発生するケースもあります。

見落としがちな土日祝休みの仕事

事務職が土日休みで残業も少なく、子育て世代の女性を中心に人気の職種であるのは間違いありません。しかし、意外と見落としがちな土日祝休み/残業なしの仕事があります。

社員食堂

例えば、土日祝こそ働くイメージのある外食業界ですが、社員食堂や学校施設調理の仕事などは土日祝休みである場合が多いです。

社員食堂などでの接客、サービス、調理関連の仕事は、必要とされる技術や経験も少なく、ライフワークバランスを優先させたい人にとって、とてもおすすめの職場です。

ディナー帯の営業をしているケースもありますが、1日のピーク(忙しい)時間はランチタイムです。そのため、15:00~17:00までに退勤できるケースが多いです。

シフト制で勤務をするのが一般的ですが、お客様の来店時間、ペースに差があまりないため、残業も発生しづらいのも特徴です。

営業職

営業職も土日祝休み、残業が少ない職種の1つです。先ほど紹介したように、toB向けの業種での営業職はライフワークバランスを取るのに、実はおすすめの仕事です。

toB向けの法人営業であれば、お互い土日祝休みになるため、同じタイムスケジュール感で仕事をすることが可能です。

残業が発生しがちのイメージもありますが、個々の仕事の進め方次第です。営業職は、数字がモノをいう世界ですから、効率よく数字を作ることができれば、基本的に何をしても自由という企業は意外に多いものです。

また、営業職はバックオフィス系の非生産部門ではなく、直接売上を作る生産部門に属するため、収入面の増加も期待できます。

営業職と言うと、無理やりモノを売らなくてはいけない、相手を騙してでも売り込みをしなくてはいけないというイメージを持たれがちですが、決してそんなことはありません。

今の時代、企業の情報は口コミサイトやSNSで簡単に調べられます。ブラック企業まがいのことをしている企業なら、口コミや噂はすぐに広まります。

そういった事前調査などで、怪しそうな企業への応募を避ければ、土日祝休み/残業なしで働くのは十分可能です。

正社員以外での働きかた

正社員以外での働きかたを検討するのも、1つの方法です。

雇用をされることなく自分で仕事をしていければ、いつ・どこで働こうが自分の自由です。土日祝休み、残業がないというレベルではなく、全てが自分次第で働くことが可能です。

それと引き換えに安定はしないため、踏み出せる人と踏み出せない人で分かれると思いますが、踏み出してみる価値はリスクよりもあると感じます。

いきなり大きいことをしようとせず、副業など資金でリスクを負わないよう、小さくスタートをしてみるのがおすすめです。

副業として始めてみるのも良いと思います。例えば、本業で安定した収入があるのなら、月に1万円、5万円といったところを目標にして、自分の得意なことや興味のあるものを始めてみましょう。

記事を書くWebライターや、オンライン事務、営業代行、メールの問合せ代行、不用品の販売など、現代は数多くの副業があります。

正社員という働きかたに捉われず、自分自身で収入と時間を作ることに目を向けてみるのも、土日休み/残業なしで働ける大きなチャンスになります。

まとめ

土日休み残業なし、事務職以外で叶えられる職種や働きかたのお話をしてきました。

土日祝休みで残業なしの働きかたをまとめると、以下のようになります。

  • toB向けの業種
  • バックオフィス系職種
  • 社員食堂などは狙い目
  • 意外とtoB向けの営業職はおすすめ
  • 正社員以外での働きかたに目を向けて見る

企業に求めるばかりではなく、自分自身が土日祝休み/残業なしの働きかたができるよう、知識や経験、スキルを身に付けていくのも大切です。




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RUN-WAY編集部

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