「やらなければならない仕事があるのに前向きに取り組めない」
「やる気が出なくていやいや仕事を進めている状況で楽しくない…」
モチベーションが上がらず、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
前向きに仕事に取り組めないと、集中力や意欲の低下にもつながるため、結果的に仕事のパフォーマンス・生産性も下がってしまう恐れがあります。
そこで、今回はモチベーションが上がらず悩んでいる方へ向けて、一瞬で高めるための方法を解説していきます。
モチベーションを一瞬で上げる方法
モチベーションを上げるためにはどうしたら良いのでしょうか。
今すぐできる方法から、自宅でのくつろぎタイムを使ってゆっくり実践できる方法まで幅広く解説していくため、ぜひ参考にしてみてください。
尊敬する人・自分の理想像に近い人を見つける
モチベーションを上げるための方法として、まず上げられるのが尊敬する人や自分の理想像に近い人を見つけることです。
社会人として生きていくにあたって「いずれはこんな人のようになりたい」と考える方は多いと思います。
目標とする人物が見つかれば、おのずと自分の努力の方向性も見えやすくなりますし、仕事に対しても「もっと頑張ろう」と前向きな気持ちで臨めるようになるはずです。
尊敬する人や理想像に近い人は、必ずしも自分の周囲で見つける必要はありません。テレビに出演するタレントやアニメのキャラクター、ドラマの主人公などでもOKです。とにかく「自分が目指したいと思える人」を探してみましょう。
自分と似ている目標・夢を持つ仲間を見つける
自分と似ている目標・夢を持つ仲間を見つけることで、モチベーションを向上しやすくなります。たとえば、「いずれはフリーランスになりたい」と考えている女性であれば、同じように会社からの独立を目指している仲間を探してみましょう。
仲間の探し方は、「異業種交流会への参加」「SNSでの検索」「ビジネス関連のセミナー」などが挙げられます。いろいろなところへ顔を出したり、検索してみたりすると思わぬ出会いがあることも多いので積極的につながりを見つけていきましょう。
自己啓発本を読む
モチベーションを高めるにあたって効果的な方法の一つが、自己啓発本を読むことです。
自己啓発本は、心の成長につながったり、自分の能力を高めることができたりと、現代のビジネスパーソンにとって有益な情報源となります。
自分の持っていた価値観に加えて、新しい考え方や自分に不足していることなどが本を通じて入手でき、人としての成長を期待できます。
科学的根拠に基づいて理論的に説明された自己啓発本も多いため、「根性論の話には興味がない」といった方でも、楽しめるでしょう。
自分の業務に関わる分野の学習を始めて見る
モチベーションを高めるには、「自分のできること」「自分の知っていること」を増やすことも重要です。そのためにも、自分の業務に関わる分野の学習について始めてみてはいかがでしょうか。
たとえば、営業として活躍する女性であれば、契約数を増やすために営業スキルやビジネスコミュニケーションの分野を学習してみたり、顧客の心理を把握するために心理学に触れてみるのも良いでしょう。
できることや知っていることが増えると、仕事に対する情熱も変わってくるものです。業務に関わる学習をスタートし、自分の業務への理解を深めてみてはいかがでしょうか。
ご褒美を設定する
モチベーションが上がらないときには、自分が喜ぶご褒美を設定してみましょう。「週末に仲の良い友人との予定を設ける」「仕事が終わった夜のためにアイスを準備しておく」「休日にマッサージに行く予定を作る」など、ご褒美は自分が喜ぶ内容であれば何でもOKです。
このご褒美のためなら頑張れるというご褒美を設定して、仕事をサクッと片づけていきましょう!
頑張っている人のVlogをチェックする
意外にもモチベーションを高めるうえで有効な方法が、頑張っている人のVlogのチェックです。Vlogとは、日常を動画で記録した作品を指し、主にYouTubeなどに投稿されています。
YouTubeで公開されているVlogを見てみると、限られた時間を有効活用して過ごす人や、業務中の様子をタイムラプス式にまとめて発信している人などがいます。中には、「作業配信」のような形で、仕事をしている様子をそのまま動画におさめてアップしているケースもあるので、自分のモチベーションを刺激するようなVlogを探してみましょう。
モチベーションが上がらない原因
そもそもモチベーションが上がらない原因には何が挙げられるのでしょうか。
ここからは、モチベーションが上がらない原因について触れていきます。
休息が足りていない
十分な休息がとれていないと、モチベーションの低下を招くこととなります。休息が不十分では体力も気力もきちんと回復しきれていないことが考えられるでしょう。心身への負担が大きくなり、思考の妨げになったり、起床時にだるさを感じたりして結果的に「やる気が出ない」の状況を作り出すこととなってしまいます。
激務な方や、仕事とプライベートでいろいろと抱えている方にとっては、休息が難しい場合もありますが、なるべく休むことを優先する生活を意識してみてください。
メリハリのある生活が送れていない
メリハリのある生活が送れていないと、モチベーションの低下を招くこととなってしまいます。
「頑張る日」「頑張らない日」のメリハリがなく、「いつも頑張りすぎて疲れている」もしくは「リモートワークなどで連日だらだらしながら作業している」などに心当たりがある方はいませんか?
モチベーションが下がるリスクがあるため、注意しましょう。
まとめ
本ページでは、モチベーションが上がらないと悩む方へ向けて、一瞬で高めるための方法を解説しました。
モチベーションは仕事の質や生産性に関わる部分であるため、悩んだときには対策を施すことが大切です。
今回はモチベーションを高めるためのいろいろな方法をご紹介しましたので、ぜひ実践できそうな対策があればさっそく今日から日常生活の中で取り入れてみてはいかがでしょうか。
粕谷麻衣
ライター・キャリアコンサルタント。「子育てと仕事を両立したい」「自分らしく働きたい」「自分の好きなことを仕事にしたい」など、今どきの働き方にフォーカスした情報を発信。取材やインタビューを通して、リアルな声を追求していくことが好き。
自身は一児の子どもを持つシングルマザー。ワーキングマザーとしての人生を楽しく謳歌中。