パートのボーナスはいくらもらえる?実はデメリットも?まるっと解説

パート ボーナス




パートとして働くみなさん、「私はパートだからボーナスはもらえない」と思っていませんか?
実は、パートでもボーナスがもらえるケースがあるのです。

この記事では、パートとして働く皆さん向けに、ボーナスをもらえるケースや金額について、ボーナスをもらう際の注意点・デメリットについてご紹介します。

パートでもボーナスがもらえるケースはある

冒頭でお話したように、パートでもボーナスがもらえる可能性があります。
業種や会社にもよりますが、実際にパートでボーナスをもらっている方はいらっしゃります。

また、働き方改革により「同一労働同一賃金制度」がスタートし、パートがボーナスをもらえる可能性もグンと上がりました。
こちらについては後ほど詳しくご紹介します。

ただし、正社員でもボーナスが出ない会社も存在します。
こういった会社でパートとして労働しても、ボーナスは正社員と同様に出ないのが普通ですので、注意しましょう。

ボーナスがもらえるかどうかは就業規則を見れば確認できる

ボーナスがもらえるかどうかは、勤め先の就業規則を確認すれば確認できます。

労働基準法では、常時10人以上の従業員を雇用している事業主に、就業規則の作成を義務付けています。

また、求人広告に「ボーナスあり」「賞与あり」と記載がある場合も、ボーナスを受け取ることができます。

求人や就業規則に記載があったにも関わらず、ボーナスが支払われない場合は会社に請求ですることが可能です。

ボーナス有でも必ずもらえるわけではなく業績による

ボーナスとは、会社に入社して働いていれば必ずもらえるお金というわけではありません。
給与とは異なるので、勘違いしないようにしましょう。

ボーナス有の企業であっても、業績によってボーナスを出すか決めたり、また金額が変わったりといった企業は多いです。

こういった場合は雇用契約書などに記載があるため、確認するようにしましょう。

ボーナスが出る場合もらえる金額

パートとしてボーナスを受け取ることができる場合、いくらぐらいの金額が期待できるのでしょうか?

結論から言うと、パートのボーナスは正社員に比べるとかなり少ないことが多く、数万円程度の可能性もあります。
2万円~5万円前後がほとんどですので、正社員のような金額のボーナスは期待できないでしょう。

同一労働同一賃金制度でパートにもボーナスが支給されるようになる

働き方改革により、2020年4月から大手企業では「同一賃金同一労働制度」が施行されています。

これは、同じ企業に勤める正社員・パート・アルバイトに、立場に関わらず同一賃金の給与を支給する制度です。

この制度は、給料だけではなく賞与、つまりボーナスにも適用の対象となる制度です。

大手企業では2020年4月から施行されている制度ですが、中小企業の場合も2021年4月から施行になります。

これにより、パートにもボーナスが支給される可能性がグンと上がりました。

ボーナスをもらう際の注意点

ボーナスをもらえるのは良いことばかりな気もしますが、実は注意点やデメリットも存在します。
ここからは、ボーナスをもらう際の注意点についてご紹介いたします。

年収が増えると所得税が発生する

あなたが現在夫の扶養家族として働いている場合、年収が103万円を超えると、所得税が発生します。
所得税が発生することで、結局払うお金が増えてしまうケースもあるのです。

また、既婚者の方であれば、夫の勤務先の扶養手当や家族手当が支給されなくなってしまうケースもあります。十分注意しましょう。

130万円以上の年収になると扶養から外れてしまう

既婚者の方であれば、年収が130万円を超えると、扶養から外れてしまいます。

扶養から外れた場合、自分で社会保険料を納める必要が出てきます。
この場合も結果的に払うお金が増えてしまいますので、十分注意しましょう。

まとめ

パートのボーナスについて、その金額や制度、注意点についてご紹介しました。
働き方改革により、パートもボーナスをもらえる可能性が高くなりましたが、反面収入が増え扶養から外れてしまうリスクもあります。

扶養から外れないラインを維持しつつ、効率的にパートで稼ぐことをおすすめします。




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RUN-WAY編集部

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