こんにちは♪ヴァイオリニストのハルカです♪
ひとつ、パガニーニ作曲の面白い作品のご紹介です。パガニーニがロッシーニのオペラ「エジプトのモーゼ」に触発されて、ヴァイオリンと管弦楽のために作った曲があります。
モーゼ幻想曲
凄まじいテクニック…ではなく暖かくどこか切ない旋律です。主題と変奏曲です。しかし、お気づきになられましたか?実はこの曲はヴァイオリンのG線だけで演奏されるのです!さすが、タダでは済まないパガニーニ!
今回は13番から16番までのご紹介です!
13番 Allegro
3度の重音の下降が少し奇妙な響きを残すこの曲の冒頭は「悪魔の微笑み」と呼ばれています。悪魔の微笑みが終わると、16分音符が弦を跨ぎ高音から低音まで忙しく跳躍します。
14番 Moderato
軍隊行進曲のような旋律を、重音で奏でます。全体的に明るい曲風ですが全ての弦を濁らせることなく響かせながら旋律を浮き彫りにするのが演奏するにあたって難しいポイントです!