「情緒的(じょうちょてき)」の意味とは? 使い方や類義語などを解説




情緒的(じょうちょてき)とは?

情緒的(じょうちょてき)は、情緒に的がついた言葉です。

情緒の意味としては、次のようなものがあります。

  • 折にふれて起きるいろいろな感情、あるいは、このような感情を誘う雰囲気・気分
  • 恐怖、怒り、驚き、喜び、悲しみなどの感情で、一時的で急激なもの

情緒的は、喜怒哀楽の感情を折にふれて起こさせるという意味です。

情緒的は、感情的に捉えるような出来事やものをいう言葉です。

ネガティブな意味でもポジティブな意味でも使われるため、注意する必要があります。

例えば、情緒的な風景であれば、言葉を思わず失うほど美しい風景というように、深くしみじみと感じて、人の心が動くというような意味合いになります。

一方、情緒的な判断であれば、軽率に一時的な感情で判断したというようなネガティブな意味合いになります。

情緒不安定

情緒不安定は、感情や心が安定しないことという意味です。

このときの情緒は、一時的な喜怒哀楽などの感情という意味で使われています。

情緒不安定は、急に一時的な感情が生じることが安定しないという状態で、感情の激しい起伏があると考えられます。

例えば、泣いていたかと思うと急に笑い出したりするというように、情緒不安定は上手く感情がコントロールできないような状態をいいます。

情緒纏綿

情緒纏綿(じょうちょてんめん)はちょっと難しい言葉ですが、「纏綿」の意味は、絡みつくこと、まといついて離れにくいことということです。

そのため、情緒纏綿の意味は、感情が深く、心からいつまでも離れないことになります。

例えば、きれいないつまでも忘れられない風景というように、ポジティブな趣がある、あるいは、美しいというようなニュアンスで使われる言葉です。

情緒的の使い方とは?

ここでは、情緒的の使い方についてご紹介します。

物事を感覚や感情で捉えるときに情緒的は使う

情緒的は、しみじみと心で感じるような感覚や感情をメインにして物事を捉えるときに使います。

基本的に、「○○は情緒的である」「情緒的な〇〇」などと言うように、一緒に対象になる物事と使います。

情緒的を使った例文

ここでは、情緒的を使った例文についてご紹介します。

  • 「論文には、情緒的な文章よりも論理的な文章が求められる」
  • 「自社は、情緒的な繋がりを顧客と築くことを大切にしている。」
  • 「情緒的な感じがある街を歩くのが好きである。」
  • 「彼はどうして情緒的な話だけするのだろうか。」
  • 「情緒的な健康を、このようなストレス社会で維持することは困難であるかもしれない。」
  • 「経験を積み重ねて、全ての失敗を克服して情緒的独立をやっと果たした。」
  • 「バイトの面接は、情緒的な性格のために受からなかった。」
  • 「情緒的な風景を描くことが自分は得意である。」

情緒的の類義語とは?

ここでは、情緒的の類義語についてご紹介します。

感傷的

感傷的は、涙もろく感情が動かされやすくなっている様子、異常に感情が刺激されやすい様子という意味です。

そのため、感情が揺り動かされる性質の情緒的と似ています。

しかし、ほのぼのとした意味合いは感傷的にはありません。

叙情的

叙情的は、ありのままに自分の感情を表現する性質や傾向という意味です。

叙情的は、じわじわと表に感情や気持ちなどが現れるような物事を表現するときに使います。

情緒的とは、心で感じた感情や感覚をメインにした性質が似ています。

風情のある

風情のあるは、気配がある様子、独特の味わいや趣がある様子という意味です。

いろいろな感情を、情緒的のように抱かせる性質がある言葉です。

しかし、ネガティブな感情をむき出しにするような意味合いは、風情のあるにはありません。

エモい

エモいは、強い感情が高ぶった心の動き、感情が動かされた状態という意味です。

エモいは、感情的な(エモーショナルな)感じがするを短縮した現代語で、感情が揺り動かされる性質が感傷的と似ています。

情緒的の対義語とは?

ここでは、情緒的の対義語についてご紹介します。

現実的

現実的は、現実のものである様という意味です。

情緒的とは違って、現実的は、理想や感情、夢がない様子を表現しています。

そのため、感情が揺り動かされる性質がないため、情緒的の対義語といえます。

理性的

理性的は、本能や感情に動かされない様、理性の判断に冷静に従う様という意味です。

理性的は、感情などに動かされるという情緒的が持っている性質に支配されない様子を表現するため、情緒的の対義語といえます。

論理的

論理的は、道筋をきちんと立てて考える様という意味です。

論理的は、頭で考えたことがメインになっています。

感情によって影響されないということで考えると、情緒的の対義語といえます。

情緒的の英語表現とは?

ここでは、情緒的の英語表現についてご紹介します。

「sentiment」「emotion」

情緒的の英語表現としては、「sentiment」「emotion」があります。

「sentiment」「emotion」の形容詞形は、「sentimental」「emotional」になります。

感傷的という言葉に「sentimental」は近く、感情的という言葉に「emotional」は近くなっています。

「sentimental」「emotional」を使った例文としては、次のようなものがあります。

  • 「This is a very cheap cup, but it has sentimental value for me.」( これは非常に安いカップですが、情緒的な価値が私にとってはあります。」
  • 「The CEO has made an emotional decision on that issue.」(社長は、その問題について情緒的な意思決定をした。)
  • 「He is always emotionally unstable.」(いつも彼は情緒不安定である。)

「atmosphere」

情緒を単純に雰囲気という意味で使うときの英語表現としては、「atmosphere」があります。

「atmosphere」を使った例文としては、次のようなものがあります。

  • 「Kyoto is a town with a great deal of atmosphere.」(京都は情緒豊かな町である。)






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RUN-WAY編集部

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