「ラインナップ」の意味と使い方とは?由来や類義語などを解説




「ラインナップ」の意味とは?

もともとの「ラインナップ」の意味は、「立ち並ぶ」「整列」になります。

ここから、「放送などの内容」「顔ぶれ」「商品などの品揃え」というような意味で使用されています。

スポーツの野球などで「ラインナップ」いえば、「バッター順」や「メンバー」になります。

また、商品の「ラインナップ」といえば「品揃え」になり、報道のラジオやテレビで「ラインナップ」といえば「放送するプログラム・内容」になります。

なお、「ラインナップ」は「ラインアップ」としても使用されますが、「ラインアップ」で報道機関などでは統一になっているようです。

「ラインナップ」の由来とは?

英語の「line up」が、「ラインナップ」の由来になります。

発音が日本語にそのままなって、今のようなスタイルで定着しました。

これまで「ラインナップ」はそれほど深く考えないで使用していた方も多くいるのではないでしょうか。

しかし、英語の「line up」のときは使い方によっては、自分が考えている意味とは違うときもあるため、外国の方に使用するときには注意しましょう。

英語の「line up」を使用するときは、動詞や名詞などのどのような役目で使用されているかをチェックする必要があります。

「ラインナップ」の使い方とは?

ここでは、「ラインナップ」の使い方についてご紹介します。

サーフィン用語での「ラインナップ」とは?

「ラインナップ」は一つのサーフィン用語でもあるため、サーフィンをこれからしようと考えている方も先に用語のみは理解しておきましょう。

「ラインナップ」はサーフィン用語においては英語表現の「lineup」ですが、この意味は何本も波がやってくる様子を表現しており、筋状に海面が見えるためにいわれている専門用語になっています。

「線の上」という意味が「ラインナップ」にはもともとあるため、サーフィンをする方には筋状にその波が見えるためにこのように使用されるようになりました。

もう少し表現をかみ砕いていうと、「立て続けにセットの波がやってくる様子」や「波がブレイクするライン」となるため、サーファー用語としては基本的に「あのラインナップに行こう」というような言葉になります。

  • 注意喚起のときも使用される

スポーツの全てについても言えますが、やってはいけないことや注意事項が必ずあります。

サーフィン用語での「ラインナップ」は注意を喚起するときも使用されるため、全く言葉を理解していない方は注意しましょう。

例えば、「大きな波が来ているときの「ラインナップ」に初めての方はチャレンジしはいけない」といわれても、その意味がわからなくてチャレンジすると、非常に注意した人としても困ります。

教える側からすれば、「当たって砕けろ」の精神でどのようなことにもチャレンジされると苦労がいろいろあるため、サーフィン用語の最低限のものは把握しておきましょう。

サーフィンのルールを説明されるときは、波が自分の技量以上に来たときはサーフィンを止めるということはよくいわれることであるため、ルールは必ず守りましょう。

野球用語での「ラインナップ」の意味とは?

野球用語の「ラインナップ」は、製品や商品での「ラインナップ」とは意味がちょっと違っています。

野球が好きな日本人は非常に多くいるため、「ラインナップ」という言葉を野球の試合から知ったような方も多くいるでしょう。

  • 陣容や顔ぶれという意味がある

「ラインナップ」という言葉は、実際には野球の他でも使用します。

例えば、サッカーやバスケットでも、実況するときに「スターティングラインナップについてご紹介します」というようなアナウンスを耳にすることがあるでしょう。

このときの「ラインナップ」の意味は、出場する選手の陣容や顔ぶれであり、誰がレギュラーで出場している選手たちであるかということです。

しかし、日本においてはこの陣容や顔ぶれという言葉はスポーツのジャンルにおいて使用されるときが非常に多く、あまり「役員のラインナップ」という言葉を使用するときはありません。

ビジネスのジャンルにおいては基本的に「品揃え」になり、スポーツのジャンルにおいては「陣容や顔ぶれ」になると考えるといいでしょう。

  • バッター順という意味もある

スポーツのジャンルにおいては陣容や顔ぶれという言葉で使用されますが、野球での「ラインナップ」という言葉は、バッター順という意味もあり、少し意味のとらえ方が違うときもあります。

しかし、「陣容や顔ぶれ」という言葉とそれほど大きく意味は違っていないため、あまり心配する必要はないでしょう。

「ラインナップ」の類義語とは?

ここでは、「ラインナップ」の類義語についてご紹介します。

「メニュー」

「メニュー」は幅広く「ラインナップ」の類義語として使用できる言葉で、一般的には料理の品目が一目でわかる食堂などの「メニュー」でしょう。

これ以外に、一覧でソフトウェアやOSなどの機能を示した「メニュー画面」、技能アップのための課題の手順である「トレーニングメニュー」などもあります。

「オーダー」

構成する要員を表す「ラインナップ」にプラスし、大きな意味が登場する順番にあるときに適切なのは「オーダー」です。

スポーツの試合ではどのような順番で出場するかの方が誰が出場するかよりも大切で、野球であればバッター順をどのようにするかが大切で、勝敗が「オーダー」によって決まるときもよくあります。

「コンテンツ」

「コンテンツ」の意味は「中身・内容」ということであり、「ラインナップ」の類義語になります。

また、「コンテンツ」は本の目次のこともいいます。

近年、「コンテンツ」は情報サービスとして提供されている音声・文書・映像など以外に、ゲームソフトなどをいうときが多くありますが、全体のサービスに含まれているそれぞれの情報をいいます。

「ラインアップ」と「ラインナップ」の違いとは?

「ラインアップ」と「ラインナップ」はどのように違うのかわからない方もいるのではないでしょうか。

「ラインアップ」と「ラインナップ」は、全く意味は同じであり、違うのは発音だけです。

「ラインナップ」の英語表現としては、「line-up」あるいは「lineup」になります。

繋げて「line」と「up」を読めば、(ン)という「n」の発音と(ア)という「u」の発音が組み合わさって、発音が(ナ)になります。

口語のときに自然なのは「ラインナップ」です。英語のネイティブも発音するのは「ラインナップ」です。しかし、書き言葉で正式なのは「ラインアップ」になります。「ラインアップ」と国語辞典にも記載されています。

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RUN-WAY編集部

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