オケージョンとは? 種類や使い方について解説




オケージョンとは?

オケージョンというのは、「行事」「機会」ということです。

フォッションの文脈では、特別な儀式や行事で、次のようなものなどが該当します。

  • 入学式、卒業式
  • 式典
  • 冠婚葬祭
  • パーティ

例えば、オケージョンワンピースやオケージョンドレス、オケージョンスタイルというのは、特別な儀式や行事に適した服装です。

オケージョンの種類とは?

ここでは、オケージョンの種類についてご紹介します。

ソーシャルオケージョン

ソーシャルオケージョンというのは、社会的な行事で、冠婚葬祭のお葬式や結婚式などです。

オケージョンの中では、マナーが最も要求されるものです。

オフィシャルオケージョン

オフィシャルオケージョンというのは、仕事や置かれている立場を意識する機会です。

学生であれば制服を着る機会、社会人であれば作業着やスーツなどを着る機会です。

オフィシャルオケージョンは、入学式や卒業式、会議などが該当します。

プライベートオケージョン

プライベートオケージョンというのは、おしゃれを個人で楽しみながら参加できる行事です。

プライベートオケージョンは、結婚式のカジュアルな二次会やホームパーティ、レストランなどでの女子会などが該当します。

オケージョンの使い方とは?

ここでは、オケージョンの使い方についてご紹介します。

オケージョンスタイル

オケージョンスタイルというのは、葬儀や結婚式など、特定のシーンに応じたファッションコーディネートです。

例えば、オケージョンドレスは冠婚葬祭に着る服装で、ワンピースであればオケージョンワンピース、上下のセットになっているジャケットとボトムスのような服装はオケージョンセットアップです。

オケージョンシーン

オケージョンシーンというのは、服装のフォーマルなものを着るシーンです。

オケージョンは結婚式に限って使うこともある

日本のアパレル業界では、オケージョンは結婚式に限って使うこともよくあります。

例えば、オケージョンシーンに適したファッションとして紹介している記事では、結婚式のファッションを紹介していることが多くあります。

ビジネスでのオケージョンの使い方とは?

ここでは、ビジネスでのオケージョンの使い方についてご紹介します。

オケージョンマーケティング

オケージョンマーケティングというのは、ユーザーの嗜好やライフスタイルに応じてマーケティングを行って、商品の売上をアップする方法です。

TPO戦略の一つで、商品を使うユーザーの機会を調べて、売上をアップするための戦略を考えます。

オケージョン分析

オケージョン分析というのは、ある商品をユーザーが使う機会、シーン、状況を調べることです。

オケージョン分析によって、どのようなものをユーザーが要求しているかを推定して、その結果をマーケティングや商品の開発に利用します。

フォーマルとオケージョンの違いとは?

ここでは、フォーマルとオケージョンの違いについてご紹介します。

フォーマルとオケージョンの違いはファッションの意味合い

フォーマルの服装というのは、公式な冠婚葬祭のような儀式に出席するために着るための服装のことです。

一方、オケージョンの服装というのは、普段着ではありませんが、あるシーンに応じた服装でフォーマルな服装ほど格式ばらないものです。

というのは、オケージョンは冠婚葬祭ではないような行事も含まれるためです。

フォーマルの意味

フォーマルの意味は、格式のある様、公式な様ということです。

普段の生活とは違って、格式のある様をいいます。

ファッション業界では、改まったシーンの入学式や卒業式、結婚式や披露宴、高級レストランでの食事会などに出席するときに適した服装のことを、フォーマルウェアやフォーマルファッション、あるいは礼服ということもあるでしょう。

結婚式で守りたいドレスコードの基本とは?

20代、30代に関係が多いオケージョンとしては、結婚式や2次会があります。

ここでは、結婚式で守りたいドレスコードの基本についてご紹介します。

白いドレスは駄目

結婚式では、白いドレスは格式が最も高い服装であるため、着るのは主役の花嫁のみが許されています。

白っぽく見えるライトベージュなどのドレスを着るときは、別の色を小物でプラスして、白っぽく全身が見えないようにしましょう。

また、黒い服を着るときも、喪服をイメージさせないように、華やかさを小物でプラスするのがおすすめです。

肌の露出に注意

昼間の結婚式では、肌の露出の多い服は駄目とされています。

夜の二次会やパーティでは肩出しもいいことがありますが、 結婚式の後で参加するときは、ノースリーブの服を止めたり、サッとはおれるカーディガンやストールなどを準備したりしておくといいでしょう。

最近は、チュールやレースなどの素材が肩から二の腕周りに巧みに取り入れられ、デイリーに取り外すと使えるワンピースが多くあります。

このタイプのワンピースの魅力は、ドレスと素材や色が違うはおりものを合わせるわざわざ感を出さないで、自然な佇まいに見せられることです。

ミニ丈は駄目

昼間の結婚式や披露宴では、ミニスカートのひざ上10cm以上のものや、スリットがざっくり入ったドレスなどは止めましょう。

しかし、夜のカジュアルな式やパーティではいいこともあるため、前もってパーティスタイルや式の雰囲気を聞いておくといいでしょう。

爪先が隠れるパンプスなどのヒール靴がおすすめ

カジュアル感が出るため、サンダル・オープントウ・ミュールというような、足先が見える靴は駄目とされています。

フォーマルであるが華やかさのあるスエードやサテン地、エナメル素材などのパンプスがおすすめです。

基本は、ヒールの高さが5㎝以上で、ベージュのナチュラルストッキングを着ることです。

ヘアスタイルはアップスタイルがおすすめ

フォーマルな式のときのヘアスタイルの基本は、食事やお辞儀をするときに顔に髪の毛がかかるのを防ぐために、アップスタイルにすることです。

髪の毛が落ちてこないと、ハーフアップでも問題ありません。

ボブやショートの人は、ワックスやブローで整えてきちんと感を出しましょう。




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RUN-WAY編集部

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