「整合性」の意味と使い方とは?類義語や対義語などを解説




「整合性」の意味とは?

「整合性」は、簡単にいうと「論理が一貫して矛盾がないこと」という意味です。

「整う」と「合う」からも「整合性」の意味はイメージできますが、「きちんと合うこと」というものです。

ここから、「一貫していること」「矛盾がないこと」をいうときに使われます。

「整合性」は、普段の生活においてはちょっと硬い表現でなじみがあまりないものですが、よくビジネスシーンにおいては使われる言葉です。

一般的に、2つ以上のデータや文書などを比べた状態で使いますが、人前で話をする政治家などの立場の人は、その言動について「整合性」が特に要求されるときもあります。

「整合性」の使い方とは?

では、実際のシーンではどのようにして「整合性」という言葉を使うといいのでしょうか?

ここでは、「整合性」の使い方についてご紹介します。

「整合性」の意味は、「整合性」の後に続く言葉によって微妙に違ってきます。

よくビジネスシーンで使う

「整合性」という言葉は普段の生活ではあまり使うことはありません。

「整合性」が使われるのは、ビジネスシーンのときが多くあるでしょう。

「整合性」をビジネスシーンで要求されたときは、精度をアップして矛盾することを無くす必要があります。

「整合性」に続く言葉が「整合性を図る」「整合性を取る」などというように違うと、ちょっと意味合いが違ってきます。

「整合性」が絶対的に要求されているか、努力して「整合性」が図れるようにして欲しいかを十分に判断しましょう。

単語だけでは使わない

「整合性」は、あまり単語で使われるときがなく、「整合性がない」「整合性がある」などというような使い方をするときが多くあります。

そのため、「整合性がある」の対義語としては「整合性がない」になります。

「整合性がない」という意味は辻褄が合わないことですが、単体で「辻褄」も使われるときがなく、「辻褄が合わない」「辻褄が合う」というような使い方になります。

「整合性」の使い方の例文とは?

ここでは、「整合性」の使い方の例文についてご紹介します。

「整合性を図る」

「整合性を図る」の意味は、努力して「整合性」があるようにします、「整合性」があるように変えます、というようなことになります。

努力して「整合性」があるようにして欲しい、「整合性」があるように努力しますという意味で使うときは、「整合性を図る」というといいでしょう。

「整合性を図ってください」とビジネスシーンでいわれたときは、高い精度の一致が要求されていることになります。

正しく「整合性を図る」という意味を把握しておきましょう。

「整合性をとる」

「整合性をとる」は、「整合性があるようにする」というときに使います。

そのため、「整合性をとる」という表現は、辻褄が合うように辻褄が合わないことをして欲しいというようなときに使われます。

「整合性」を絶対的に要求するときの表現としては、「整合性をとってください」が適切です。

「整合性がとれない」

「整合性がとれない」という表現は、きちんと合った状態にする必要があるができないときに使います。

「整合性」をとる必要があるときに、努力や工夫をしてもどうにもならないシーンでは、「整合性がとれない」という表現になり、「整合性がない」ではありません。

「整合性がない」状態のときは、「整合性がある」状態に工夫や努力によってできることがあります。

しかし、「整合性がとれない」状態のときは、改善がこれ以上できないと判断できます。

「整合性」の類義語とは?

「整合性」の類義語としては、「無矛盾性」や「一貫性」があります。

あまり「無矛盾性」は使われませんが、言い換えると「矛盾がない」になります。

意味としては、間違いが論理的にない、噓が言葉にないということになります。

他の人の論理や行動を質問するときに使います。

「一貫性」は、物事の初めから終わりまで方針が一致していることです。

組織の方針や他の人の行動などを表現するときに使います。

「無矛盾性」や「一貫性」と同じように、「整合性」は別の物事とある物事の状態が合っていることですが、「整合性」は物事の上下左右など、複雑な物事を合わせたり整えたりした状態を表現するものです。

「整合性」の対義語とは?

「整合性」の対義語としては、「不整合性」がありますが、ほとんど使われるときはありません。

「無矛盾性」が「整合性」の類義語としてあることを考慮すれば、対義語としては「矛盾性」が近いものといえますが、ほとんどこれも使われません。

「整合性」の対義語としては、「矛盾がある状態」が近いといえます。

「整合性」の対義語としては、「整合性がある」に対して「整合性がない」、「整合性がとれている」に対して「整合性がとれていない」などが挙げられます。

また、「整合」にも対義語はありません。

ビジネスパーソンで「整合性」がとれないときは社会的信用が無くなる

ここでは、「整合性」に関してビジネスシーンの例についてご紹介します。

都内の企業に勤務している営業マンは、帰社した後のミーティングで課長からその日の行動について質問されたので、「朝から夕方まで千葉県内の得意先を、社用車で数件訪問していました」と回答しました。

しかし、課長はこの営業マンの社用車が、会社近くにあるレストランの駐車場に昼間にあるのを見かけていました。

朝から夕方まで千葉県内の得意先を訪問していたのであれば、昼間にこの営業マンの社用車が会社の近くにあるレストランにあるのはおかしくなります。

そのため、課長がこの営業マンを問い詰めれば、レストランで一日中仕事をしていなかったことを白状しました。

「整合性」がとれていない状態は、このように矛盾が実際の行いと報告に起きることになります。

ビジネスパーソンは、特に「整合性」が言動にとれていなければ社会的信用が無くなるため注意しましょう。

「整合性」の英語表現とは?

「整合性」をフォーマルシーンで英語表現をしたいときは、次のような英単語が使えます。

  • 「integrity」(整合性)
  • 「consistency」(一貫性)

「integrity」は、「品性、誠実」という意味で使われるときも多くありますが、文章がフォーマルなときは「整合性」の意味でも多く使われます。

「consistency」は、「consist」(一致する)という意味の名詞形です。

ここでは、それぞれの英単語を使った例文についてご紹介します。

「Your idea has no consistency.」(あなたの考え方には整合性がない)

「Could you check the integrity of my data file?」(データの整合性をチェックしていただけないでしょうか)

「She doesn’t like the story without consistency.」(整合性がない話が彼女は嫌いだ)






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RUN-WAY編集部

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