部下の退職理由の責任はどこに?今後のために考える
部下の退職理由が職場内の問題であることが判明した場合、自分以外のスタッフとの人間関係が理由で退職の意志を固めたとすれば、直接退職につながった原因は、そのスタッフにあります。しかし、上司である自分が、早くからその人間関係の問題に気づいて適切に対処できていたとしたら、部下は退職を決断しないで済んだかもしれませんよね。
また、「仕事が自分に合わない」というときも、自分が正しい指導をし、周りが十分なフォローをしてさえいれば、部下が仕事になじむこともできたかもしれません。
どんな場合であれ、一度は「謙虚な気持ちで」上司としての自分に非はなかったのか考え、退職を決意せざるをえなかったほど苦しんだ部下に、真摯に対応することが必要です。
もしあなたが直属の上司なら、「自分の責任なのでは」と考えてみれるかどうかで、「次」が来てしまうかどうかが決まります。
部下の退職までしっかり仕事をさせてあげる
部下にいくら残ってもらいたいと思ったとしても、本人の意志が固く翻意を促すことが出来ないと判断したら、できるだけ早い段階で了承しましょう。
その上で、退職するまで、部下を全力でフォローし、サポートするのが、上司としてのあるべき姿。辞めていく部下には冷たく当たってしまう上司もたくさんいますが、あなたはそうならないようにしてください。
まとめ
部下が辞めてしまうのはつらいこと。ですが、できるだけいい退職をさせてあげるのがいい上司です。
一番良いのは、部下にモチベーション高く日々の仕事を行なってもらい、「退職」をされないようにすることです。「いい上司」になって、日々のケアや、人をしっかり見て仕事をしていきましょうね!