引き止められないために気をつける3つのポイント
上司への相談は1カ月以上前に!
退職後のスケジュールが既に決まっている場合でも、大切なのは「退職は会社に迷惑のかからない時期にしようと考えている」という思いを伝えることです。そうすることで、円満な退職ができます。
また、退職を伝えてから実際に辞めるまでの期間は、民法で「退職日の14日前までに、退職の意思を伝える」と定められています。ですが、実際は「最低でも1ヶ月以上は猶予がないと厳しい」というのが企業側の本音。退職する本人としては、意思を伝えてから1カ月は長いように思えますが……引継ぎなどもあるので、それくらいは我慢の期間として受け入れましょう。
信頼していても「退職するべきか」の相談はしない
上司に相談する際には、「退職したいんですが、どうしたらいいでしょう」という相談するのではなく「退職を決めたんですが、退職時期はいつにした方がいいのでしょうか」と相談するという姿勢で臨みましょう。退職したいという気持ちを聞かされたとしても、上司にとってはどうしたらいいかわからないですし、実際に退職しなかった場合は気まずくなります。
「かならず退職する」という強い意思!
一度退職を決意したのであれば、その意思を曲げないことが非常に大切になります。引き止める方として、情に流されて迷うような素振りを見せてしまうと、この子は押せば何とかとどまってくれそうだという認識になってしまい、引き止めはより強力になります。
自分がなぜ退職を決意したのか、そこには、絶対にゆずれない理由があるはず。退職の意思を固めるまでの経緯を今一度思い返し、冷静かつ強い意思をもって臨みましょう。
まとめ
「退職する」という一大決心をした後は、いかに今の職場に迷惑をかけず、上司に余計な負担を背負わせずに辞められるかでその後の対応が変わってきます。
スムーズに退職できるように対策を練って、しっかりあとくされのない退職をしましょうね。