退職時の「引き止め」、もう経験したことがある人もいるのではありませんか?
「もう少し給料上げてあげるから」「気にしないで有給使っていいよ?」なんて甘い言葉に頭を悩ませる人は多いのではないでしょうか。しかし、次の転職先も決めていた場合、退職できないという事態は避けたいですよね。
ここでは、しつこく引き止められないためのコツや、実際に引き止められたとき、穏便に対処できる方法をご紹介します。
辞めたってかまわない!会社があなたを引き止める本当の理由
あなたに辞められると困るのは上司に負担がかかるから
なぜ、会社はあなたを引き止めるのでしょうか。信頼関係を結んでいる上司からの「今は時期じゃない」などと言う言葉を貰った時、会社ないし上司が「あなた」という人材を必要としているというのも理由です。
ですが、本当に「やめてほしくない」という理由は、ドライな言い方をすると「退職者が出ることで上司に大きな負担がかかるから」なのです。
「辞めないでくれ」という言葉の裏には「辞められると自分が困る」「このタイミングで辞めてほしくない」といった本心が隠れているのです。
周囲の負担をいかに軽減できるかで引き止めを回避
しつこく引き止められないためには、上司が感じる不安や負担を軽減させることが重要。例えばやむを得ない体調不良や、精神的な負担があって今すぐどうしても辞めたいという場合を除いて、繁忙期などは避けましょう。同業種への転職を予定している場合は、退職できても同じように繁忙期で転職の成功率も下がってしまうからです。