退職理由のランキングとは?
ここでは、2019年9月26日に「エンジャパン」が公表した退職理由のランキングについてご紹介します。
達成感・やりがいが感じられない
いかに頑張って結果を出しても評価が正当にされないという、人事システムについての不満です。
評価が正当にされなければ、仕事を継続しようとは考えないでしょう。
特に、昇給、昇給、昇進についての評価システムは、長期的に仕事をしていく上において大切な要素です。
しかし、評価システムが明確でなかったり、上長が気に入った人のみが昇進したりする会社もあります。
このような会社はシステム自体に問題があるので、不満を一人でいっても改善されなく、退職したいと思っても仕方ないでしょう。
給料が安い
退職理由として、20代~40代では圧倒的に給料が安いということが多くあります。
給料が安いと満足度が低下して、転職したいと思う人が多くいるようです。
特に、30代の給料や賞与などは、仕事に対する動機付けになります。
そのため、給料についての満足度が低下すると、当然退職したくなるでしょう。
例えば、結婚する時期に毎日の生活費で一杯であれば、預貯金もできません。
給料があまりにも安いと、仕事をしていてもあまり意味がないでしょう。
仕事はやりがいがあるものでも、給料が安いと継続するのは困難でしょう。
仕事は当然ですが給料が全てということではありませんが、給料があまりにも安いと退職したくなるのもわかります。
給料が安いと答えた人の中には、残業代が支払われない、給与明細がないなどの意見もありました。
残業代が支払われないというのは法律に違反する可能性があるため、このようなときは、一度弁護士などに相談するのがおすすめです。
会社の将来性が不安である
あまりにも会社の業績が良くなく、会社の将来が不安であるため退職を決心したり、法律違反ギリギリの行いがあったり、あるいは完全に法律に違反しているときもあります。
現在は、どのような業界でも、絶対に安心できるということはありません。
会社を背負うような意欲があると、現在の会社が潰れても、どこの会社でも仕事ができるでしょう。
外部から見れば、会社の業績が良く、将来も心配ないと感じるかもしれませんが、実際に相当危ないときは、他の人に相談してもなかなかわかってくれなくて、退職するのはもったいないとよくいわれるかもしれません。
実際の仕事に応じた給料が支払われないときは、当然ですが退職を考えるでしょう。
他の人は、自分の人生についての責任は負ってくれないため、逃げ遅れる前に退職するのがいいでしょう。
対人関係が良くない
会社の同僚や上長との対人関係が良くなくて、仕事がしにくくなって退職を決心するケースです。
やりがいがある仕事でも、同僚や上長との対人関係が良くないと、仕事をし続けるのは困難でしょう。
組織で仕事をする上において、周りの人との対人関係は大切です。
我慢を無理にしているのであれば、退職する方がいいでしょう。
上手く仕事ができたとしても、これが上長から評価されなかったり、嫌みを同僚からいわれたりすれば非常に仕事がしにくいでしょう。
上長のパワハラに実際に我慢ができなくなって、多くの人が退職するようです。
セクハラやパワハラも対人関係のトラブルです。
セクハラやパワハラを加える人が悪いにも関わらず、被害を受けた人が解決するのは容易ではありません。
また、対人関係が良くないことによって多くの人が転職するようです。
対人関係でよく悩むような人は感情が激しくアップダウンすることが多く、感情を上手くコントロールすることができる人はいい対人関係をある程度維持できるようです。
休日出勤や残業などが多い
休日出勤や残業などが多いための睡眠不足は、特に生活習慣病や肥満などの要因になるのみでなく、集中力や記憶力が下がるようにもなるので、無理をするほど、良くない影響を仕事に与えます。
疲労がメンタル的・フィジカル的に溜まってきて、限界になってきたときには、過労死やうつ病になりかねません。
土日祝日が休めない、残業が多すぎる、評価が仕事に見合わないなどのようにブラック企業と考えられるようなときは、体調が不安になります。
前向きに考えると、このような状態で我慢して仕事をしてきたことが、スキルの一つともいえます。
しかし、いかにやりがいがある仕事でも、休日出勤や残業が多いと満足度は低下してきます。
そのため、退職を多くの人が決心するのでしょう。
休日出勤や残業が多ければ、ほとんど自分の時間が無くなります。
そのため、メンタル的にも疲労して体調が悪くなることもあり得ます。
過酷で長い時間拘束されるような仕事であれば、我慢しないですぐに退職する方がいいかもしれません。
女性の退職理由のランキングとは?
個人によって女性の退職理由は違っています。
ここでは、女性の退職理由のランキングについてご紹介します。
なお、個人的なランキングであるため参考にするくらいにしてください。
結婚する
女性の退職理由としては、結婚するためということが多くあります。
結婚を実際にする女性もいますが、結婚することが虚偽であるような女性も中にはいるようです。
長く会社で仕事をしていると若い女性が結婚して退職するため、職場に居づらくなるためこのような虚偽で退職するのかもしれません。
妊娠した・出産する
多くの女性は、妊娠したことがわかったときに退職します。
特に、妊娠したことがわかった後は、多くの女性が妊娠3ヶ月になるまでに退職することを伝えることが多くあるようです。
退職理由として妊娠した・出産するというのは、女性独特のものといえます。
セクハラ・パワハラの被害に遭った
会社の中で先輩や上長などにセクハラ・パワハラの被害に遭ったような女性も多くいます。
会社の中の被害であるため相談する人もいなく、下手にセクハラ・パワハラの話が伝われば会社に居づらくなるときもあり、問題は深刻であるといえます。
このようなセクハラ・パワハラの被害も、退職理由として女性に多いものであるといえます。
子供と過ごす時間を多くしたい
小さな子供がいる家庭では、子供と過ごす時間を仕事が忙し過ぎて持てない女性もいます。
子供が小さいときに可能な限り子供と過ごす時間を多くしたいと思っている女性も多く、これが退職するきっかけになるときもあります。
女性の社員同士のイジメ・派閥がある
会社の中でイジメ・派閥があることも、会社によってはあります。
お局さんが女性の先輩にいたり、いくつかに女性の派閥がわかれて居心地が良くなかったりするなど、仕事がしにくい会社もあります。