退職する人の共通の予兆などを解説




退職するときには予兆があるか?

仕事が忙しくなればいつも「もう退職したい」というような人がいるのではないでしょうか。

しかし、堂々と職場で「退職したい」といっている人は、不満をいいながらも退職しないことがよくあります。

このようなタイプの人は、ストレスを「退職したい」ということによって発散しているときがあります。

しかし、退職を本当にしようと思っている人は、職場で堂々と「退職したい」というときはほとんどなく、こっそり退職の用意をします。

そのため、上長などが退職することを掴みにくくなっています。

しかし、十分に観察していれば、「退職したい」というような予兆があります。

ここでは、退職の予兆についてご紹介します。

挨拶しなくなった

無意識のうちに本人が挨拶しなくなったり、笑顔になることが少なくなったりすれば、すぐに退職するとは限りませんが、間違いなく悩みが何等かあるでしょう。

このようなときは、悩みごとを解消するために上長が早めにフォローしましょう。

不満や愚痴のみいう

職場が嫌になると、不満や愚痴をいうようになります。

このようなときは、転職サイトをチェックするのみでなく、相談するために転職エージェントに行っていることがあります。

条件がいい会社を転職エージェントから紹介されたときは、本格的に転職活動をスタートするでしょう。

退職を引き留めるためには、本人とどのようなことが問題でどのようにすると解決するかを話し合いましょう。

一人で昼食を摂る

転職先を見つけることに熱中して、職場のことが気にならなくなります。

昼食の時間は同僚に見つからないようなところで、メールを転職エージェントとやり取りしていることがあります。

このときを過ぎればちょっと引き留めが困難になるため、早めに引き留めしましょう。

手待ち時間に転職サイトを堂々と見ている

転職活動を堂々と行う人も中にはいます。

転職したいきっかけや転職の意志を詳しく聞いて、退職しない選択肢がないか十分に相談してみましょう。

別に行いたいことがあるといって別の業種の資格の学習をする

上長がヒアリングして本人の意志をチェックし、選択肢としてグループ会社への出向や社内でキャリアアップなどを提案して、現在の会社に残って本人が望むような仕事をすることができないか説得しましょう。

賞与が支給された後からモチベーションが急に下がった

4月入社の2月からスタートする募集と、9月入社の7月からスタートする募集については注意する必要があります。

特に、4月入社の2月からスタートする募集はリスク度が高くなります。

社内が年度末のためにあわただしくなって、目が他の人に届かないときに転職活動をしているケースです。

このようなケースは、転職活動を計画的にスタートしているので、引き留めは転職活動が難しくならない限りできないでしょう。

急に身だしなみが良くなる

退職の面接のために、ヒゲを剃ったり、髪を染めたり、化粧やネイルを変えたりする人があります。

いつもはTシャツとジーンズで仕事をしている人がスーツを着たり、スーツに近い服装で女性も出社するようになったりすれば、退職することを隠している可能性が大きいでしょう。

早退や遅刻が多くなる

退職の面接のために、転職活動を現在の仕事よりも優先しています。

きちんと現在の仕事もやって退職する人は、転職活動を支障が仕事に出にくい日時に行います。

しかし、この気配りができない人は退職にほとんど気持ちが動いているでしょう。

私用電話を仕事中にしている

転勤先の会社とやり取りしたり、連絡を転職エージェントと取っていたりする可能性が大きくなります。

仕事中であると相手がわかっているにも関わらず連絡しているのは、選考の最終の連絡などと思ってもいいでしょう。

引き留めるために、内定を承諾しないうちに話し合いをしましょう。

ミーティングのときに発言しない

上手く転職活動が進んでおり、現在の会社を辞めるつもりになったため発言しないのでしょう。

転職活動が気掛かりで、面接するときに注意することをメモしているかもしれません。

机を整理するようになった

他の人に注意されたということではないが、机を整理するようになれば注意しましょう。

退職するために、荷物をちょっとずつ整理しているのでしょう。

このときは退職手続きがすでに終わっており、上長にどのように退職を伝えるかを考えているでしょう。

仕事をする気がない

転勤先を確保したため、現在の仕事をする気がなくなって有給休暇をどのように取ろうか、どのようなことを休暇中にしようかを考えており、身体全体から仕事をする気がないことが出ているのでしょう。

退職する人には共通の予兆がある

ここでは、退職する人の共通の予兆についてご紹介します。

不満をいわなくなる

不満をいう人ほど不満が会社にあるので退職すると思うかもしれませんが、実際には違っています。

不満をいわなくなった人ほど退職していきます。

基本的に、仕事をしていて不満が無いという方がおかしいでしょう。

いかに幸せそうな夫婦でも、不満の一つや二つは相手に対してあると思います。

そのため、不満が会社の社員同士で無い方がおかしいでしょう。

間違いなく不満になることがいろいろあるはずです。

不満ばかりいっているのも問題ですが、不満をいっているうちは退職することはないでしょう。

会社に対する要望が不満でもあるため、いろいろ会社に対して要望をいっているのは問題ありません。

しかし、不満をいわないような人は、会社を完全に見限っています。

どのようなことを要望しても会社が変わらないのであれば、自分が退職して変わればいいと思うために会社に対する不満が全く無くなります。

何でもいいので勝手にやればというような感じになっています。

そのため、会社に対して不満をいわないような人、あるいは不満をいわなくなったような人は、会社に対して完全に愛想を尽かしているため退職するようになります。

仕事をやたらと教えている

仕事を親切丁寧に教えている人は、注意する必要があります。

というのは、親切丁寧に教えているのは、自分が退職するつもりがあるかもしれないためです。

自分は退職する気になっているため、引き継ぎで困らないように前もって教えているのみの可能性があります。

また、しっかりと前もって引き継ぎすることによって、退職を伝えた後に完全に有給を使ってしまおうと思っているのかもしれません。

丁寧に仕事を教えているほど退職する可能性があります。

特に、いつも教えていないような人が教えているときは、間違いなく退職する気であるため十分に注意しましょう。




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RUN-WAY編集部

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