自分に限って、「内定取り消しは無い!」と思い安心するのはまだ早いかもしれません。ですが、実際にあることなので、他人事ではないんです。
今回は、突然内定を取り消された場合の対処法について解説します。
自分がまさか?!内定取り消しの理由は何?
就職活動や転職活動を頑張ってようやく内定が出て入社するつもりでいたのに、突然「内定を取り消します」と連絡が来たら、それは言葉で言い表せないくらいにショックですよね。就職活動をやり直さねばなりませんし、募集のピークが過ぎていてその年の就職に間に合わない可能性もあります。
ですが、そんなこと本当にあるのでしょうか? 実は、実際に内定が取り消されてしまうことがあるんです。「自分に限って」と思いこまず、もしものときのために、内定取り消しの事例について知っておきましょう。今回は内定取り消しの理由や対処法についてお伝えします。
内定取り消し、理由の所在はどこに?
自分に理由がある場合
新卒者の内定取り消しで一番多いのが、学校を卒業できなかった場合です。卒業見込みで内定を出している以上、卒業できなければ就職もできませんよね。当然のことではありますが、新卒の場合は絶対に「卒業する」。とにかくこれが大切です。
また、犯罪歴があることや、履歴書への記載や面接での受け答えで嘘の回答をしたり(大学名や職歴を偽る、これから取る予定の資格を持っているように答えるなど)、内定後に犯罪を起こしたという場合も内定取り消しとなる可能性が。内定後の研修などで遅刻が多いなどの素行が悪いと判断された場合も内定取り消しの理由となります。これから仕事をする上で、嘘をつく人間は誰にも信用してもらえません。
健康状態がふさわしくないことが分かり、内定取り消しになる場合もあります。
理由が企業側にある場合
こちらが何にも悪くないのに、企業側の都合で内定取り消しになるケースもあります。たとえば、内定が出てから会社の業績が急に悪化したため。業務を拡大する予定で内定を出したけれど、経営上の都合で取りやめた場合も内定取り消しになることがあります。
あとは芳しくない理由ではありますが、後から「内定はなかったことに」と取り消されることもあるようです。就活している側としてはたまったものではありませんよね。
まとめ
内定取り消しは本当に理不尽なことも多いですし、つらいこと。ですが、その理由が納得できず会社側と争うよりも、不誠実な対応をとる企業などこちらから辞退してやる!くらいの気持ちで、さっと頭を切り替え、誠実な企業への就職を目指したほうが良いかもしれません。