A4サイズがおすすめのケース
最近ではA4サイズの履歴書を使用する人が増えている傾向にあります。これは記入欄の多い履歴書で少しでもたくさん自己アピールしたいと考える人が多いことが理由となっていると考えられます。というのもA4サイズの履歴書ではそれぞれの項目に対するスペースが広く設けられていますので、記入する内容が多い人にはぴったりであると言えるのです。また、正社員の求人に応募する際には企業側も多くの情報を必要としています。そのためたくさんのことが記入できるA4を選ぶのがいいでしょう。さらにビジネスで使用されている書類のほとんどはA4サイズの用紙に統一されています。そういった理由から、履歴書をA4サイズで提出すると企業側も管理がしやすいとも言えます。その他にもカバーレターや職務経歴書などと一緒に提出する場合にはすべての書類を同じ大きさに揃えておく必要がありますので、A4サイズを選択するのをおすすめします。
B5サイズがおすすめのケース
B5サイズの履歴書は、履歴書に記載する情報量が少なめの人におすすめです。第二新卒で転職を考えている場合などでは、社会経験が浅いため、職歴などの経験欄の項目において空欄が目立ってしまうことも多いでしょう。そのためB5サイズを選び、項目の面積を小さくしておくと記載する情報が少ないことをカバーできます。また、「あまりたくさん書ける自信がない」といったケースでも、B5の大きさであれば少しでも余白を減らすことができるでしょう。その他にも自分の応募枠によっても履歴書のサイズは変わります。もし、パートやアルバイトなどに応募する際には、企業側もそれほどたくさんの情報を必要としていないことが多くみられます。ですので、パートやアルバイトに応募する場合にはB5サイズの履歴書を選ぶのがおすすめです。
就活で多いサイズは？
新卒の就活では、企業の窓口に寄せられる履歴書の6割以上がA4サイズです。その理由のひとつには大学でフォーマットとして使用している履歴書にA4サイズが多いことがあげられます。学生にとって大学の名前がプリントされている履歴書であれば、一目で大学名をアピールですることが可能です。また、大学が発行しているものは学歴欄が広く設けられているなど、学生にとって書きやすい工夫がされていることが多くみられます。そういった理由から大学が販売するA4サイズの履歴書が選ばれる傾向にあるのです。
その他にも就活本や就活サイトにおいても、新しく普及しているA4サイズを推奨していますので、就活ではA4サイズの履歴書が選ばれています。就活サイトなどでA4サイズが推奨されている理由には、企業が応募者の適性検査の結果や判定票といった社内書類にA4を使用していることがあります。社内書類と履歴書を一緒に管理することが多いことから同じ大きさの書類を求める企業も多くみられます。
転職で多いサイズは？
転職エージェンシーなどを利用して転職活動を行っている場合には、転職エージェンシーからA4サイズの履歴書を推奨されることも多いようです。しかしながら、実際にはB5サイズの履歴書を選ぶ人が多い傾向にあります。これは、学生として就活をしたときに「履歴書はB5」という印象が定着している人が多いことが理由となっていると考えらえます。また、B5であれば職歴を書く欄も少なくて済みますので、第二新卒からの転職でそれほど職歴が多くない人にも選ばれています。ただ、パソコン用紙で履歴書を作成する場合には、ワードなどの初期設定の都合によりA4サイズの人が多くなります。A4サイズの履歴書を使うと、職務経歴書や送付状などのA4サイズに合わせられますので見た目にもすっきりとおさまります。ただ、B5サイズの履歴書に見慣れている企業も多いと言えるのです。
