転職や就職の際に企業に提出する履歴書ですが、名前や住所、学歴や職歴といった経歴以外にも「特技」を書く欄があります。
しかし、この特技欄にどんなことを書けばいいのかわからないと悩んでいる人も多いでしょう。
まったく業務に関係のない特技でもいいのか、特技がない場合はどうしたらいいのか、書かない方がいい特技などはあるのかわからないという人も少なくありません。
今回は履歴書の特技欄の書き方について、解説していきます。
【この記事の内容】
- 履歴書で特技欄の役割とは?
- 基本的な書き方は?
- 書き方のポイントは?
- 特技がない場合は?
- 特技とはどのようなもの?
- 履歴書に書くのにオススメの特技
- 人事担当者が見るのはどこか?
- 特技の例文
- 書かない方がよい特技は?
履歴書で特技欄の役割とは?
履歴書で特技欄がなぜあるのかよくわかっていないという人もいるでしょう。
仕事をする上で関係ない特技についてなぜ書かなければならないのかと感じている人もいるかもしれませんが、この特技欄は採用担当者がしっかりとチェックしている部分ですので、適当なことを書くのではなくきちんと考えて書く必要があります。
特技欄の意味としては、その特技を通して応募者の「強み」がなんなのか想像したり、面接時に質問をして会話をすることで応募者の「人となり」というものを判断する材料になるのです。
採用するうえで、経歴や職歴、スキルというものは大事ですが、それと同じぐらい人となりやどのような性格をしているのかといったことは重要なポイントになります。
そのため、適切な特技を書いてアピールすることで採用に有利に働くことになるでしょう。
特技の内容によってはいい印象を与えたり、面接が盛り上がるということも考えられますから、選考を通過するためにはしっかりとアピールできるもの、会話につなげることができるものを書くことが重要です。
基本的な書き方は?
特技欄の基本的な書き方としては、簡潔に書くことが重要になります。
なぜなら、履歴書の特技欄のスペースというものはあまり広くはなく詳しく書くには適していないからです。
そのため、長い文章でつらつらと書いてしまうと、 細かくて読みづらいといった悪印象を採用担当者に与えてしまう可能性もあるのです。
ですので、できるだけ簡潔にまとめて書くことを心がけるといいでしょう。
しかし、簡潔すぎるのもわかりづらいものです。たとえば、「英会話」が特技だった場合それだけ書いてしまうと、 どのぐらいのレベルの英会話ができるのかといったことやなぜ英会話ができるようになったのか、といったことがわからない状態になってしまうので、簡単な補足を入れるようにするといいでしょう。
採用担当者に特技をわかりやすく伝えるためには、ます特技を一言で書きましょう。
その後ろにかっこ書きをして1~2行でいつからやっているのか、どのぐらいのレベルなのかといった具体的な説明を加えるようにするとアピールしやすくなります。
・書き方のポイントは?
・特技がない場合はどうする?