部下のやる気スイッチを見つけ、押してあげよう
おそらく、今は受け身になっている部下も何らかのきっかけで「余計なことをしても怒られるだけ」と委縮してしまっているはずです。そういう部下へ「もっと積極的に動け」と命令しても、何も変わりません。
まずは一度「部下のやる気スイッチがどこで入るか」を観察してみましょう。特に多いのが「金をもらっているなら積極的に動くのは当たり前」と考える上司と「人から褒められたら、動こうと思える」部下の対立です。こういう部下へいくら叱咤しても始まりません。まずは日頃から「いつもありがとう」「●●さんがいてくれて助かる」「やっぱりこの仕事を頼むなら●●さんだわ」と承認しましょう。
「そんなのヤダ」と思っているうちは、それこそまだまだ努力不足。部下を「喜んで身を粉にして働く人材」にするために言葉しかいらないなら、むしろ賃金アップより安上がりじゃありませんか。まずは口角を上げて、笑顔でほめるところから始めましょう。
トイアンナ
ライター。新卒で外資系企業に勤めて以来、数百名の消費者ヒアリングを重ねました。その経験から恋愛・キャリアを主なテーマに執筆しています。
ブログ:http://toianna.hatenablog.com/
Twitter:https://twitter.com/10anj10