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母親であり、女性であり、一人の人間。自分らしく生きる!働くママとしての思い【SB C&S株式会社 広報/福島里奈さん】

福島里奈




今回のインタビューは、SB C&S株式会社で広報として働く福島里奈さんです。

今年で入社7年目となり、順調にキャリアを積んできた福島さんは、2017年に第一子を出産。現在は時短・在宅勤務を利用しながら、子育て×仕事の両立に励んでいます。そんな福島さんだからこそ感じたワークライフバランスに関する悩みや、自分らしく生きていくことの大切さについてお話を聞かせていただきました。

より効率的に!メリハリのある働き方を意識するように

福島里奈

SB C&Sの広報室に所属してから、今年で4年目になります。もうすぐ2歳になる子どもがいるので、今は時短と在宅勤務を利用しながら働いています。実は妊娠してからの悪阻が本当にひどくて・・・。通勤時の満員電車のにおいが、生理的に駄目になってしまったんです。それでも「働きたい」という気持ちは持っていたので、その頃から在宅勤務を開始しました。復職した今では9時~17時の時短勤務、週1~2日程度在宅勤務を利用して、ライフスタイルに合わせた働き方をしています。

時短勤務を始めてから感じたフルタイムとの一番の違いは、残業ができないことですね。フルタイムなら、仕事がスケジュール通りに終わらなくても、後回しにすることが出来ていました。ですが、今は保育園のお迎えがあり、終わりが絶対に決まっている働き方をしているので、「終わらない仕事は後回し・・・」というわけにはいきません。だからこそ、今ではより効率的に考えて仕事をするようになったので、子どもを持つ前よりメリハリをつけた働き方が出来ていますね。

両立のコツは、頑張りすぎないこと

福島里奈

仕事と育児と家事、全部完璧にやろうとすると絶対に上手くいかない。最初の頃は、出来ない自分にイライラして「何でもちゃんとやらなきゃ」「世の中の母親は完璧にこなしてる」って自分を責めてしまい、すごい悪循環でした。でも、よく考えたら絶対にやらなきゃいけないことって、意外とあまりないんですよね。例えば料理だったら、手作りの餃子でも冷凍の餃子でも、結局どちらも変わらずに美味しい。だったら少し手を抜いて、自分の負担を減らすことは悪いことじゃないんだって気が付いたんです。全てのことを丁寧にこなしていたら、いつかパンクしてしまう。適度に手抜きをして自分にとって楽なやり方を身につけてからは、落ち込まなくなりましたし、イライラして夫に当たることもなくなりました。

子育てサイトとかを見ると、完璧な人のモデルケースがよく載っているじゃないですか。でも、いざやってみると絶対それ通りにはいかない。「こうしなきゃ、ああしなきゃ」という固定概念は自分を苦しめるだけですし、誰にも良い影響は与えないと思います。完璧な人はいないので、頑張りすぎてしまう人はもう少し手を抜いても良いんじゃないでしょうか。両立のコツは、あんまり考えすぎないで頑張りすぎないことですね。

世の中のママさんは、もっと自分を甘やかして良い

仕事と子育ての両立を考えた時、キャリアを捨てなくてはいけないことに悩んでいる人ってきっとたくさんいると思うんです。私自身、働くことが好きなので、仕事はずっと辞めたくないと思っています。家のことだけではなく、働いているからこそ色々と発散出来ている部分もあると思う。ずっと外の世界を見続けたいなと思いますし、仕事で得た経験をいつか子どもに伝えられたら良いですね。母親だからといってやりたいことを我慢することは違うと思うし、母親である前に一人の人間。そう思って、自分のことはめちゃくちゃ甘やかします(笑)子どもばっかりになってしまって、自分のことを疎かにしてしまう人もなかにはいると思うのですが、もうちょっと自分にワガママになっても良いんじゃないでしょうか。

「母親じゃなきゃ駄目」なことはない

福島里奈

すごく不思議だなと思うことは、母親と子どもってすごい引き寄せられていますよね。「父親よりも、母親と子どもが一緒にいたほうがいい」という声も未だにあります。男性の育休も認知度はありますが、まだまだ取得率は低い。でも、母親じゃなきゃ出来ないことって実はないと思うんです。例えば授乳とかになると違ってきますが、その時期が過ぎてしまえば後のことは父親だって全部出来ると思っているので、最初は夫に無理やり育児をお願いしました(笑)最低限の準備はしておいて、「後はよろしくね」という感じで。そうして繰り返すうちに、今では夫一人でも全く問題なく育児が出来るようになりました。私が仕事で一泊二日の出張があっても、夫に任せられます。「こういうふうに二人で協力していけば良いんだ」「私がいなくても大丈夫なんだ」と実感してからは、だいぶ心に余裕が出来ましたね。まだまだ男性と女性に差があるというのは世の中の空気的に感じますが、少しずつでもその差が無くなるといいなと思います。

<プロフィール>

現在31歳、一児の母。

SB C&S株式会社 コーポレート管理本部 広報室所属

第二新卒としてBBソフトサービス株式会社へ入社。2016年に ソフトバンク コマース&サービス株式会社(現SB C&S株式会社)へ出向し、現在は広報室に所属。社外広報をメインに広報業務全般に従事している。

SB C&S株式会社:https://cas.softbank.jp/




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RUN-WAY編集部

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