やりたいと思うなら、やってみればいい!
高校を卒業する時に「将来的にこういう仕事をしたい」というのがはっきりしている人は専門学校に行くのもいいと思うけれど、私みたいにはっきりはわからないけど、でも好きなことがある、という人は大学に行きながら考えるのもいいと思います。
一方、専門学校や大学で何かを専門的に学んだからといって「その業界でやっていくしかない」と道を決めてしまうのももったいないですね。
私が4年制の大学、就職、留学を経て帰国し、独立したのは20代後半です。いくつになっても遅くない。メークの勉強をしたうえで写真の道に進んだ人やスタイリストになった人もいるし、あきらめず、やりたいと思ったらやってみたらいいと思います。
そして動き出す時には、ノリも大切だけど、ベースづくりのために今できる勉強をして最低限の知識をつけてほしいと思います。海外でメイクの勉強をしたいけれど英語が話せないならすぐに英語の勉強をしたほうがいいし、まずは自分でリサーチを始めること。下地があればあるほど、大きなステップを踏み出せるはずです。
■プロフィール
石井華子
メイクアップアーティスト/株式会社マニフォルトゥーナ代表取締役 海外コスメとコスメツール(化粧用具)のセレクトショップ「Decorus beauty」を運営。ハリウッドにて、TV・授賞式などを始め、ファッションフォトシュートのヘア・メイクアップを多数経験。主に、ファッション・広告・PV・MVなど、国内外のクライアントと幅広く活動。趣味は映画やミュージカル鑑賞と、旅行。「タイ、イタリア、LAがすごく好き。食べることが大好きなので、旅行はとにかく食!」
Webサイト:https://www.makeup-by-hanako.com
Decorus beauty:http://decorus-beauty.com