勢い、ブランディング、人との出会い!ノーストレスで仕事を楽しむための生き方とは【日本読モ協会理事長/JR-MARQUESさん】




世界トップ標準のスタイリストと現場を歩いた貴重な経験

高校時代からファッション大好きで学校が終わるとそのまま原宿に向かってました。高3の卒業前、週末に友達と原宿に行ったら、宝島の「CUTiE」というファッション誌のスナップに出ないかと言われて。反響良かったみたいで兄弟雑誌の「Smart」のモデルに声をかけられ、出るようになりました。

撮影の現場はカメラマンもスタイリストもヘアメイクも大御所、旬の人というすごい人たちばかり。東京コレクションにも出たんですけど、モデルよりもスタイリストの仕事を手伝いたかったんですよね。そのショーをプロデュースした日本のトップスタイリストの方のアシスタントとして現場に入ったのが19歳の時ですね。

2人の兄弟子を含め、世界トップ標準の3人の素敵なスタイリストの現場を十代で見させてもらうという特殊な経験をさせてもらいました。現役トップの方々とご一緒できたのは、ものすごくいい経験になっていますね

恋愛に溺れた5年の後に待っていた悲劇、そして生まれたモンスター!

2年半ぐらい3人の師匠の現場を見させてもらったんですけど、22歳の時、モデルをやっていた彼女と出会い、恋愛に溺れるという(笑)。完全に恋愛モードになってファッションからも遠ざかり、アシスタントからも離れ。

それが、26歳の時に突然振られたんですよ!

突然振られて、ふざけんなよ!と。もやもやしてる気持ちを仕事にぶつけて、そしたら活躍をどっかで見てくれて、振ったことを後悔させてやる、見返してやるって。再びスタイリストとしてファッション業界に入っていったんです。

でも、同じ名前が多くて、せっかくスタイリストはクレジットが乗るのに埋もれるなと。外人の名前だったら3割ぐらいカッコ良くなるのでは、と思ったら名前が降りてきまして(笑)。失恋から生まれたモンスターですね。でも、この名前じゃなかったら、今こうしてインタビューを受けていることもなかったと思います。

ポイントは、人のGoogle検索に引っかかるブランディング

名前にしても読モ協会にしても、初めての人が「え?」となるというか、「こんな協会あるの?」「日本人なの?」と、とっかかりで面白がってもらえるという部分で、面白おかしく楽しめてますよね。

そして、人との縁、出会いですべてがカバーされてるなあとつくづく思っています。そのためには、FBやインスタグラムで自分の存在をちゃんと発信して、「この人ちょっと面白いな」「会ってみたいな」と思ってもらえる、人のGoogle検索に引っかかっていただけるようにブランディングすることが重要かなと思っています。

実際、「飲みにいこうよ」と結構先輩から誘ってもらって、それで遊びが仕事につながっていくことが多いので、僕も興味を持って出歩くようにしています。そこが特技というか、そこしかないなと。

目指すはクリエイティブの“最後の砦” そして日本カルチャーを世界に!

いま本当に、いろんな案件の相談を毎日いただけていて、やったことがないことも含め、「この案件もくるか!?」という感じです。でも、手詰まりだよね、という時に「JR MARQUESに相談したら着地するんじゃないか?」という、最後の砦というか、駆け込み寺的なクリエイターになれたあらいいなと思いますね。

今はすごく受け身の仕事の方が多いんですけど、日本の経済は2020年をピークに、それ以降確実に落ち込んでいくと思うので、その先で日本のカルチャーを世界に持っていく事業をできればいいなと思っています。2020年はインバウンドですけど、それ以降はアウトバウンドに持っていかないと。




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RUN-WAY編集部

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