「謙虚さ」を意識することで驕りを改善
驕っている人が気を付けなくてはならないのは、自分の「思い上がり」な性格です。
驕っている人は、相手を無意識のうちに見下しています。自分が好きで、常に自分が正しいと思い込んでいるからです。まず、その意識を改善しなくてはなりません。
自分がやっていることに対して、きっと誰かが支えてくれています。あなたはそれを、
「自分の仕事を支えてくれるのは当たり前」
「事務員が営業の補佐をするのは当然だ」
などと思っていませんか。その気持ちが、思い上がりを生み、相手から遠巻きにされてしまっているのです。
これが長く続くと、自分が困ったとき、どうしたらいいかわからないときに、本当の意味で支えてくれる人はいなくなってしまいます。
他人の行為に対して、「ありがとう」という気持ちがあるということを、まずは知らせましょう。そして、そのうえで、謙虚な気持ちを持つようにしましょう。
「いつもありがとう」と言われるだけで、あなたのために尽力した人はうれしく思うはずです。そしてまた、あなたのために頑張ろうという気持ちが生まれるはず。
また、謝罪の気持ちも忘れてはいけません。自分が悪いことをしたなら素直に謝ることを徹底しましょう。驕っている人は、なかなか自分のミスを認められないので、これがすんなりできるようになるまでには相当の精神力が必要でしょう。ですが、「申し訳ございません」の一言は、人間関係を潤滑にしてくれます。
自分が上司で、部下を見る立場にあるならば、部下のことをしかりつけるだけではなく、相手を思いやり、しっかり見てあげることによって、あなたへの信頼感も増すはずです。
まとめ
驕りの改善には、上記のように謙虚さが何より大切です。確かに、相手の悪いところを探すのは簡単ですが、そればかりでは驕ってしまうだけで、人には好かれません。自分の仕事に対して謙虚になることで、いつの間にか人に感謝することを覚えられるはずです。一度でも「驕りがあるかも」と自覚したことがある人は、ぜひこの記事を参考にしてみて下さい。