「有給休暇、ください」
この一言が言いにくくて、有休を申請するのをためらっているひと、多いと思います。会社に勤めていると「休むのは悪だ」という風潮が漂ってきますよね。
なかなか、皆が働いている時に「有給休暇をとりたいんです」と言うのも難しく、こっそり取りたいからメールで済ませたい、と思う気持ちも、よくわかります。
ですが、有給休暇を申請する時、やってはいけないことやマナー違反をしてしまうと、その後の周りの対応が変わってきてしまうかもしれません。今回は、軋轢を生まない「有給休暇申請」の仕方について見ていきましょう。
有給休暇申請は堂々と!
日本の有給消化率は極めて低いもので、国も「有給休暇」については申請するようにと呼びかけているのです。有休の取得は規則で定められている、労働者に与えられた「権利」です。有給休暇で貰える給料は労働の対価なので、有休をとることに対してネガティブな印象は持たなくてOK!
有給休暇申請に「メール」はあり?なし?
簡潔に回答から述べると「会社による」というのが実のところでしょう。有給休暇の取り方として、「メール申請可」の会社もありますし、私が昔いた会社では申請書類を手書きし、部長に渡し、取締役が見て、社長がハンコを押さないとNG、なんてところもありました。
一度の「メール」で、社内のあなたの立ち位置がおかしくなってしまったら……怖いですよね。言いにくいからと言ってメールにするのではなく、社内規定をしっかり確認しましょう。
メール可の場合、申請するときはそこまで堅苦しい内容にする必要はありませんが、しっかりマナーを順守したメールにする必要があります。