会社で、ふっと自分の周りを見てみると、「あの人、仕事が遅いな」「もしかして要領が悪いのかも」と思う人がいませんか。あなた自身も、周りから見たら「要領が悪い人だな」と思われているかもしれません。
今回の記事では、「要領が悪い人」に共通する3大特徴を考察していきます。「要領のいい人、仕事ができる人」にランクアップするために、ぜひこの記事を参考にしてみてください!
【要領が悪い人の特徴①】仕事の見方が偏っている!全体を把握できていない
要領が悪い人の大きな特徴として、共通しているのが「全体を把握できていない」ということです。
仕事は多面的なものなのに、要領が悪い人は「仕事におけるある一方の面」や「たくさんの仕事のなかのたった一つ」しか見えていないので、そこだけを頑張ってしまって、それが終わってから別の仕事を……という段取りになってしまいます。仕事というのは一方だけやったとしてもバランスが悪くなったり、その結果終わっていない仕事が溜まってしまったりしたら、どうしても効率が悪くなるもの。
決して本人にやる気がないわけではなく、むしろ「やるぞ!」という気持ちは十分あるのですが、仕事の範囲を把握していないので失敗してしまうのです。
今自分がするべき全体像をしっかりと把握し、時間配分などに気を付けながら、順序立てて仕事を進めることで、「要領の悪い人」を脱却することができます。
【要領が悪い人の特徴②】どれからやるか見えていない!優先順位をつけるのが苦手
要領が悪い人のもう一つの大きな特徴として、「仕事に優先順位をつけられない」というものがあります。
1日にやる仕事は、1つではありません。たくさんの仕事があります。その中には、急を要するものや、後回しでいいものが存在しています。要領が悪い人は、今目の前にある仕事に気を取られ、納期が早いものや、今日中にやらないといけないことを後回しにしてしまいがちなのです。このように、今日やるべきことの優先順位を付けられないと、最終的には仕事の精度が低くなったり、最悪手を付けられていないなんていう事態に……。その結果、「終わってない!」「なんでやってないんだ、要領が悪いな!」と言われてしまうのです。
まずは「何を一番優先するべきか」を一度冷静になって、客観的な目で見る癖をつけるようにすることで、優先順位をつけられるようになります。
【要領が悪い人の特徴③】迷ったときに自分で解決しようとする
この特徴は、「要領が悪く、人に迷惑をかけてしまっている」と自覚のある人に多いものです。いつも迷惑をかけているから、自分が分からない問題があっても人に助けてという事ができず、結果的に失敗してしまうという悪循環が発生します。
これは、「気づかないうちに自分のところに仕事が集中してしまっていて、手が回らない」というときにも発生してしまいます。普通は誰かに「この仕事が溜まっていて、助けてもらえないか」と聞けたり、上司に相談したりできるのですが、「言ったら悪いな」という気持ちが先行してしまって、結果一人でやろうとし、終わらない……なんてことにもつながります。
誰かが困っているときは助け、自分がピンチな時には助けてもらうことによって、要領よく仕事を進めることができるようになるのです。
まとめ
このように、決して悪意があって迷惑をかけているわけではないのに「要領が悪い人」がいます。もし自分が「要領が悪いかも」と思っている人がいたら、一度自分の行動を見つめなおしてみましょう。親しい友人に相談するのもいいかもしれません。
その人たちは、一生懸命仕事をし、決してサボっているわけではないので、仕事のできる人になれる可能性を秘めているのです。正しい仕事のやり方を覚え、要領の悪い人から要領のいい人にステップアップしましょう!