あなたは自分の市場価値を知っていますか? 市場価値と言われても、いまいちピンとこない人も多いかと思います。ですが、市場価値を知っておくことで、今後するかもしれない転職に有利にもなるのです。そこで今回は、市場価値について解説しつつ、あなたが市場価値を高めるための3つの方法についてお話ししていきます。
そもそも「市場価値」とは?
ここでいう「市場価値」というのは、いわゆる人材市場価値のことを指しています。
人材市場価値とは、「専門性」と「人間性」の2つを総合した価値のこと。主に転職市場で使われる言葉で、その価値が高ければ高いほど、転職に有利であると言われています。
勘違いは禁物!「市場価値」が高いと思い込まないように
「自分は市場価値が高いから、転職には有利だ」と思っている人の中には、本当はそれほど価値が高くない人もいます。
例えば、大手の企業に勤めていた人。仮に、放送業界の大きな会社にいたとします。誰もが知っている会社。ですが、そこに勤めていたとしても、全く違う業界への転職を志していたとしたらどうでしょう。
異業種転職はただでさえ難しいもの。ただそこに勤めていただけで、資格もないとなれば、過度に期待するのはやめた方がいいでしょう。大手の企業に勤めていたからと言って、そこの企業のネームバリューで受かることができるほど、面接というのは甘くないのです。
市場価値を高める方法①:経歴書にはしっかり実績を書く
転職や就職の際、必ず提出しろと指示されるのが、履歴書と職務経歴書。転職であればなおさらチェックされるのが、今までの職務経歴、そして経験してきた業務内容と、それに伴う実績です。
採用担当者が取りたいのは優秀な人材。市場価値を高めるのは間違いなく実績です。「今までこんな実績がある」「たくさんのことを成し遂げてきた」というのが書面から分かれば、採用しやすくなるのです。
転職では、「この人には実績がある」「採用するに足る価値があるかもしれない」と書類選考の段階で思わせることが、自分の市場価値を高める最初の方法だと言えます。