「ワーママはうざい」と思われたくない!職場で迷惑がられないための注意点

「ワーママはうざい」と思われたくない!職場で迷惑がられないための注意点




時短勤務を選ぶワーママも多いことでしょうが、周りの人にうざいと迷惑がられている人もいるようです。この記事では、ワーママがうざいと思われる理由や、ワーママが気をつけておきたいポイントを解説します。

ワーキングマザーはうざい?周りの人の本音とは

本人に直接言うことはなくても、職場のワーママのことを「うざい」「迷惑」と思っている人はいるようです。SNSでワーママを悪く言う投稿を目にして、ショックを受けた経験があるワーママもいるのではないでしょうか。

もしかしたらワーママのことを迷惑だと思っている人の職場には、周りへの配慮がないワーママがいるのかもしれませんね。まずはワーママについて職場の人たちはどのように思っているのか本音をのぞいてみましょう。

時短勤務されると周りの負担が増える

ワーママが時短勤務にすると、1日にこなせる仕事の量が減ります。その分の仕事は周りの人に割り振られるので、ワーママが時短勤務することで忙しくなってしまう人が多いです。

仕事が増えることによって給料も増えるならいいかもしれませんが、ワーママの分の仕事を割り振られても収入は増えず忙しくなるだけ。「なぜ自分たちがワーママの分の仕事までしなくてはならないのか」と不公平に感じる人も少なくないようです。

仕事をえり好みしてずるい

ワーママは、子どもが急に発熱して休まなくてはいけなくなることも多いです。「熱があるから迎えに来てください」と保育園から急な呼び出しがかかることもたびたびあるでしょう。

毎日確実に出社できるという保証がないので、難しい仕事は断ってしまう人もいます。

その分のしわ寄せが他の人のところにくるため、「ワーママは簡単な仕事ばかりでずるい」と思っている人もいるようです。

子どもって本当にそんなに熱が出るの?

たびたび子どもの急な発熱で休みを取るワーママに、「子供ってそんなに頻繁に熱が出るものなの?」と疑いの目を向ける人もいます。「うちの子はそんなに病気しなかったけど」と言う男性社員もいるでしょう。

ワーママは子どもを保育園に預けるため、集団生活によって感染症にかかりやすいものです。子どもが2人以上いる場合は、順番に感染して何日も休むことになるかもしれません。しかし、小さな子どもが発熱しやすいことを理解してもらえないこともあるようです。

うざい認定されてしまうワーママの振る舞い

ワーママがうざい認定されてしまうのは、ワーママの振る舞いも大きく影響しています。つまりどんな振る舞いが職場で反感を買っているか知ることが、うざい認定されないためのポイントとなるでしょう。ワーママがついやってしまいがちな職場でNGの振る舞いをご紹介します。

子どもがいるから優遇されて当然という態度

「育児・介護休業法」で時短勤務が認められているといっても、周りの人への負担が増えて迷惑をかけてしまうことは確かです。時短勤務のワーママが「子どもがいるんだから早く帰るのは当然の権利」という態度を取っていると、周りの人は不快に思ってしまいます。

子どもの話ばかりする

仕事に育児に毎日奮闘してワーママはクタクタに疲れてしまうでしょうが、日々成長する子どもの姿に癒されますよね。職場でも「昨日うちの子どもが…」と嬉しそうに子どもの話をする人もいるでしょうが、独身の人や既婚でも子どもがいない人は、子どもの話にそれほど興味がないかもしれません。「子供って可愛いわよ」「あなたも早く産んだらいいのに」と相手に配慮しないことを言えば、確実に「ワーママはうざい」と思われてしまいます。

また、ワーママの時短勤務で仕事の負担が増えた人の中には、子どもの話など聞きたくないという人もいるようです。ママ友に話すように子どもの話ばかりをするのは控えておきましょう。

忙しいことをアピール

自分は育児があるから忙しくて大変だということを過剰にアピールするワーママもいます。「独身は気楽でいいわね」「子どもがいると大変なのよ。〇〇さんのところは夫婦だけだから楽よね?」と自分だけ忙しいみたいな言い方をすると、言われた方はイラっとしてしまいます。

相手の都合を考えずに仕事を託して帰る

退社前に「後はお願いします」と相手の都合を考えずに仕事を残していくと、頼まれた人も困ってしまいます。誰だってスケジュールを考えながら自分の仕事をこなしていますので、夕方になって「帰るから残りはやっといてね」と急に頼まれると予定が狂ってしまうでしょう。ワーママに頼まれた仕事のせいで残業になってしまうと、迷惑がられても仕方がないですよね。

うざい認定されてしまうデメリット

職場でうざいと思われてしまうと、どんな不都合なことがあるのでしょう?ワーママがうざい認定されてしまったときのデメリットを確認しておきましょう。

困ったときにフォローしてもらえなくなる

職場での態度に問題があり、周りに嫌われてしまうと、いざというときにフォローしてもらえなくなってしまいます。「あの人のためなら手伝ってあげたい」と思ってもらえなくなり、誰にお願いしても迷惑そうな顔をされてしまいます。

しだいに職場の環境が居心地悪くなってしまい、仕事を辞めたくなる人もいるでしょう。

ワーママ全体のイメージが悪くなる

1人のワーママが周りに配慮しない行動を取ると、職場でのワーママのイメージが悪くなってしまいます。「時短勤務にする」と決めたワーママに、周りの人は嫌な顔をするかもしれません。

自分の振る舞いが、ワーママ全体のイメージダウンにつながることを意識しておかなくてはいけません。これから先、職場で時短勤務を希望する人も増えるでしょうから、自分の振る舞いで彼女たちの立場が悪くならないように気をつけておきましょう。

うざい認定されないために!ワーママが心がけること

周りの人にうざいと思わると、人間関係が悪くなり、働きにくくなってしまいます。仕事と育児を両立させるために、ワーママが心がけておきたいポイントをご紹介します。

謙虚な姿勢を忘れない

ワーママの中には、急に休んでも「子どもが病気なんだから休んで当然」という態度を取る人もいます。しかし、休むと誰かの仕事が増え、迷惑をかけていることを忘れてはなりません。

時短勤務によって周りに迷惑をかけていることを意識しておけば、自然と「ありがとうございます」や「すみません」「おかげさまで助かりました」といった言葉が出てきます。謙虚な姿勢を忘れないようにすれば、職場の人もワーママを応援したくなり、「フォローしてあげたい」と思ってくれるでしょう。

勤務中は集中して仕事をできるだけこなす

ワーママの時短勤務を迷惑に感じている人の多くは、彼女がこなしきれない仕事が自分に回ってきて負担増になることに不満を抱いているからです。そのためワーママは、集中して効率よく仕事をこなし、できるだけ退社時間までに終わらせるように努めましょう。

それでも子どもの急な発熱などで休まなくてはいけない日もあるでしょうが、普段できるだけ迷惑をかけないように頑張っている姿を周りの人は見てくれています。いつも頑張っている姿を見せていれば、応援したいと思ってもらえるはずですよ。

また、スケジュールに余裕があるとしても、仕事は常に前倒しで早めに終わらせておくように意識しておいてください。子どもはいつ病気になるかわかりません。急に休みを取っても、周りへできるだけ負担をかけないようにしておきましょう。

仕事内容や進捗具合がわかりやすいようにしておく

子どもの急な発熱で、仕事を休んだり早退したりすることが多いワーママ。休んでいる間の業務を周りに頼るとき、やっておくべき仕事や進捗具合が共有できていなかったら、フォローを頼まれた人は困ってしまいます。

自分のデスクや書類は整理整頓し、仕事内容や進捗具合が一目でわかるように整えておきましょう。何をすべきか作業の流れを書いておくことで、周りの人への負担が少しでも減ります。お願いしたい仕事は口頭で伝えるだけはなく、メモにして渡しましょう

できることは進んで手伝う

いつもフォローしてもらってばかりでは、周りの人たちも不満が募ります。そこで自分に時間の余裕があるときは、進んで周りの人を手伝うようにしましょう。

たとえば有休をとる人がいたら、何か手伝う仕事がないか進んで聞くようにしてはいかがでしょうか。普段の借りを少しでも返すようにして、周りの人の役に立つように努めたら、自分が休むときにもフォローしてもらいやすくなります。

時短勤務であれば、なかなか人の手伝いまでする余裕がないかもしれませんが、可能な限り周りに目を配って積極的に手伝いをしてはいかがでしょうか。そのような姿勢はきっと周りに好感を持たれますので、困ったときに頼りやすくなるでしょう。

子どもの話は控えておく

母親になると、話題は子どものことばかりになりがちですよね。子どものことが可愛くて、「昨日はこんなことができた」「こんなことを言った」と周りに報告したくなる人もいるでしょう。しかし、職場には子どもの話に興味がない人もいます。

興味がないどころか、楽しそうに子どもの話をされると不快に思う人もいるかもしれません。周りに配慮せず、子どもの話ばかりすることがうざいと思われる原因になってしまうので、会社では子どもの話を控えておきましょう

日頃から職場の人とコミュニケーションを取っておく

時短勤務のワーママは、周りの人と一緒にいる時間が短く、仕事帰りの飲み会に参加することもありませんので、コミュニケーション不足になりがちな人もいるでしょう。社内の人と親しくしていなければ、仕事のフォローをお願いしたときに「何であなたのために?」という雰囲気になってしまいます。

そこで自分からランチに誘うなどして、普段からコミュニケーションを取るように心がけておきましょう。職場の人たちと仲良くなっておけば、仕事をお願いして負担をかけてしまったときも「彼女のためなら」と思ってもらえます。

まとめ

「ワーママはうざい」と思われないためには、謙虚な態度を忘れないことが大切です。効率よく仕事をこなし、できるだけ周りに負担をかけないように努力しておくことで、いざというときは助けてもらいやすいでしょう。




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RUN-WAY編集部

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