こんにちは、トイアンナです。「失恋してから彼・彼女のことが忘れられない」というご相談をいただくことがあります。でもそりゃあ、その通りですよね。失恋した翌日に「さあ、次の相手を探すか!」なんて切り替えができるのは逆に怖い。
本気で好きになった相手だからこそ、年単位で引きずるのも当たり前です。ずっと引きずるほど人を好きになれたことは、むしろ誇りに思っていいんです。あなたは世の中の大多数より愛情深いひと。だから失恋もヒリヒリと痛むのでしょう。
- 失恋も財産にして、次の恋をしよう
ただ、「彼のことが忘れられないから」「彼女が世界一だから」と次の恋を諦めたり、ましてや結婚できないと思ったりする必要もありません。失恋の痛手を引きずったまま、次の恋をしてはいけないなんてルールはないからです。
「あの人のことを好きだった」という気持ちと、「別の人が気になる」感情って同居しませんか? たとえ前の相手と比べてしまったとしても、今目の前にいる人が素敵だという気持ちは残るのではないでしょうか。だとしたら、前の恋人を忘れられないままでも手を伸ばす資格があなたにはあります。
前の人への恋心が残ったままでも、次の人を愛してもいい。結婚してもいい。それくらいは、自分に許してあげてほしいのです。あなたは何度でも恋をしてもいい。失恋も、傷も全部引きずって、それでも前へ進んでいいのです。
- 次の相手へ、過去の失恋を語らない
ただし、一つだけ約束してください。次の恋をするときは「前の恋」を語らないと。元彼がいた、好きな人がいたことくらいは話してもよいでしょう。それ以上に前の方をどれほど愛していたかを語る必要はありません。2人の間で浮気しているわけでもなし、縁がなくなった前の相手の情報はノイズでしかありません。今の相手を大事にするということは、そういうことです。
手離した恋もあったでしょう。そして引きずりながら、次の恋に落ちることもあるでしょう。それでいいのです、傷つきも最後は財産だと、笑って言えるようになりましょう。
だから彼が・彼女が最高だったからと、出会いの扉を閉ざさないで。たとえ前の人が忘れられなくても、新しい恋のチャンスは眠っています。あなたは何度でも人を愛せます。
そして次の人を愛するとき、過去の恋愛も忘れなくていい。アスリートじゃないんだから、前回の記録を超えるほど燃え上がる恋をしなくていいんです。あなたが次の出会いにも恵まれますように、応援しています。
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トイアンナ
ライター。新卒で外資系企業に勤めて以来、数百名の消費者ヒアリングを重ねました。その経験から恋愛・キャリアを主なテーマに執筆しています。
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